温泉好きのお湯

ひとりふらり、静かな温泉旅のブログです。主な行き先は北関東・甲信越。今度はどこへ行こうかな。

下部温泉 元湯橋本屋にひとり泊('19他)

今回紹介する、山梨県は下部温泉の宿「元湯橋本屋」に泊まったのは2017年が初めてだったのですが、訪問自体はその時で2回目でした。

初訪問はその11年前の2006年。宿泊ではなく立ち寄り湯で利用したのです。

そう、温泉に興味を持ち始めたころの自分が初めて下部温泉を訪れたときに、立ち寄った宿がここ橋本屋でした。

その時なぜ橋本屋を選んだかというと簡単で、その時手に持っていたガイド本「るるぶ山梨」で、下部温泉の宿として紹介されていた2件のうちの1件が橋本屋だったのです。

(もう1件の宿は立ち寄り入浴不可でした。今はどうなんだろう?)

それ以降、下部温泉には何度も泊まるようになります。

いつか橋本屋へも泊まってみたいと思っていたのですが、長らくネットの大手予約サイトで予約できなかったこともあり、泊まるのはたいていほかの宿でした。

近年になって大手の宿泊予約サイトから予約できるようになったので、宿泊してみた次第です。

(2017年5月、2019年12月宿泊)

 

建物とお部屋

橋本屋は、下部温泉の温泉街の中心部にあります。

最寄りのJR下部温泉駅からは徒歩で20分そこそこの距離。

今回自分は歩いていきましたが、宿に相談すれば駅まで迎えにきていただけるようです。

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建物は古そうですが、玄関を上がると中はきれいでした。

フロントの脇には鎧兜が飾られています。

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ところどころリフォームされているようでした。

後で、部屋にあった「橋本屋湯便り」を読んでみると、ここ何年かは水害や近所の火事で建物に被害が出たりして、なかなか大変だったようなのです。

それもあって、あちこち新しくされていたのかもしれませんね。

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さて、階段を上った先のお部屋に案内されます。

部屋の窓から見えるのは、温泉街の風景。

にぎやかに流れる下部川と、川に架かる橋と、その向こうに有名な宿。

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部屋自体は質素で、湯治宿らしいたたずまい。トイレは共用です。

冷蔵庫は部屋にあります。

布団はすでに折りたたまれた状態で置かれていて、セルフで敷くようになっていました。

お茶とお茶菓子の横には、大きなペットボトルが置かれています。

下部温泉の他の宿でも目にするのですが、中には下部の温泉水が入っています。

天然のミネラルウォーターでもあるので、ぜひ飲んでみましょう。かすかに硫黄泉のような味がします。

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お風呂に向かう途中にある談話室にも、温泉水が飲めるウォーターサーバーがあります。

朝には、温泉水で淹れたコーヒーも用意されていました。

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温泉とお風呂

温泉は、建物の奥の方、階段を下っていった先にあります。

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お風呂は広い混浴の風呂と小さい女湯の2か所ありました。

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出典: https://www.hasimotoya.jp/spa.html

混浴と言っても、介助が必要な方のことを考慮しての混浴なので、若い方の混浴はご遠慮ください、とのことです。

その日に泊っているお客さんの状況で、男湯(混浴)と女湯とを入れ替えているようです。

初めて泊まった時は、11年ぶりの再会ということで、こっそり感動。。。

さて、どちらのお風呂にも、お風呂の中に浴槽が2つあります。

大きい浴槽がぬるいお風呂、小さい浴槽が熱めのお風呂になっていました。

この造りは下部温泉のほかの宿と同様です。交互に入るのが、下部流。

ぬるいお風呂と熱いお風呂とで、使っている源泉の種類が違うようです。

ぬるいお風呂は昔からの旧源泉、熱いお風呂は平成になって利用されるようになった新源泉のようです。

両方の源泉に入れるのはうれしいところ。

なお、夜は22時までしか温泉に入れません。

 

お食事

夕食、朝食ともに、お部屋でいただきます。

ボリュームは多すぎず、適量でした。おそらくは、シニア世代の方が多い宿なので、そのようになっているのかなと。

素朴な感じが湯治宿っぽくて好みです。

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下部温泉のある身延町は「ゆば」が有名なのですが、この日の夕食で、ゆばが出てきました。

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朝食では、パンが出てきました。温泉宿の朝食でパンがついてきたのは初めてかも知れません。

普段は朝食はパン派なので、ちょっと嬉しくなり。

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お米は下部温泉の温泉水で炊いているそうです。さすがは水の良さで知られる温泉地ですね。

食事を食べ終えたら、お膳にお皿を乗せて廊下に置いておきます。こういうのも、湯治宿ならでは。

 

個人的感想

ここ橋本屋で下部温泉のお湯に入って下部を好きになっていなければ、ここまで下部にヘビーに通ってなかったかも・・・と思うと、思い出深い宿です。

その頃、ささやかながらメルマガをやっておりまして、初めて橋本屋に日帰り入浴した時のことを書いていましたので、載せてみます。

駄文失礼。。。

フロントの脇で、おばあさんがひとり座っています。

日帰り入浴できますか? 聞いてみると、できますよ、とのこと。
腰が悪いのでしょうか、座ったままのおばあさんに、お金を払って上がります。

教わったとおりに、誰もいない階段を上がり、人気のない畳の部屋を横切って、内湯の前にやってきました。

12時から13時は清掃中で入れません、との張り紙が。
どうしよう、と思って中を見ると、おばさんが1人で掃除していました。

入れますか? と聞いてみます。
今掃除中だけどな、まあ、いいわ。との返事。
さっそく入らせてもらいます。貸し切り状態、ありがとうございます。

中に入ると、こぼこぼお湯が出てきています。
でも湯気は立っていません。そこからして、不思議な感じ。
それでも体を洗うシャワーとお湯は普通の熱さで、とりあえず体を洗って、お風呂に入ります。

冷たい! まずはその一言に尽きます。。
温水プールとおなじくらいの温度でしょうか、思わずプールと間違えて泳ぎたくなるような、そんなお風呂です。

風邪を引きそうだな、なんて思っていると、不思議に体が、熱くなってきます。
お湯(お水?)の温度はこうなのに、体はどんどん火照ってきます。

そんなお風呂でしたが、上がってみたら温かくて、さっそく湯上りのビールが欲しくなりました。

脱衣所の脇に、温泉の成分の説明がありました。
温泉の温度は31度。汗ばみながら驚いてみたり。

着替えてさっきのフロントに戻り、座ったままのおばあさんに、不思議だけれどいいお湯でした、
そう話しかけると、下部のお湯はよう暖まる、と自分に言い聞かせるように言うのでした

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現在は、自分と世代の近そうな旦那さんと女将さんとで切り盛りされています。

同世代なので、ちょっと応援したくなりました。

個人的には、下部温泉へ行くときは急きょ行くことが決まるので、その時開いている宿を予約しています。

ですが、また泊まってみたい宿です。

なお、宿泊料金は、予約サイト等をご確認ください。

 

アクセス

JR身延線「下部温泉」駅(特急ふじかわ号停車)から徒歩20分。

駅からの送迎はお問い合わせください。

www.onsen-oh-yu.com

また、新宿から身延に向かう高速バスが停車する「飯富」バス停までの送迎もされているとのことです。

バス停までは結構距離がありますが、ちょっと嬉しいサービスですね。

公式サイト

www.hasimotoya.jp

近くの宿の宿泊記録

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関連旅行記

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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