温泉好きのお湯

自称「静かな温泉ブログ」。主に北関東・甲信越の静かな温泉に行っています。今度はどこへ行こうかな。

下部温泉 元湯橋本屋にひとり泊('17)

武田信玄公隠しの湯 元湯 橋本屋(公式サイト)

今回紹介する、山梨県は下部温泉の宿「元湯橋本屋」に泊まったのは2017年が初めてだったのですが、訪問自体は2回目でした。

初訪問はその11年前の2006年。その時は宿泊ではなく立ち寄り湯で利用したのです。

そう、温泉に興味を持ち始めたころの自分が初めて下部温泉を訪れたときに、立ち寄った宿がここ橋本屋でした。

その時なぜ橋本屋を選んだかというと簡単で、その時手に持っていたガイド本「るるぶ山梨」で、下部温泉の宿として紹介されていた2件のうちの1件が橋本屋だったのです。

(もう1件の宿は立ち寄り入浴不可でした。今はどうなんだろう?)

それ以降、下部温泉には何度も泊まるようになります。

いつか橋本屋へも泊まってみたいと思っていたのですが、長らくネットの大手予約サイトで予約できなかったこともあり、泊まるのはたいていほかの宿でした。

近年になって大手の宿泊予約サイトから予約できるようになったので、今回初めて宿泊してみた次第です。

(2017年5月宿泊)

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建物とお部屋

橋本屋は、下部温泉の温泉街の中心部にあります。

最寄りのJR下部温泉駅からは徒歩で20分そこそこの距離。今回自分は歩いていきましたが、宿に相談すれば駅まで迎えにきていただけると思います。

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ゴールデンウィーク中の宿泊だったので、宿には鎧兜が飾られていました。

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古い建物ですが、ところどころリフォームされていてきれいになっていました。

後で、部屋にあった「橋本屋湯便り」を読んでみると、ここ何年かは水害や近所の火事で建物に被害が出たりして、なかなか大変だったようなのです。

それもあって、あちこち新しくされていたのかもしれませんね。

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さて、案内された部屋は階段を上った先の3階で、部屋の窓からは温泉街の中心部が見えました。

にぎやかに流れる下部川と、川に架かる橋と、その向こうに有名な宿「源泉館」が見えます。

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お部屋自体はコンパクトで、湯治宿らしいたたずまい。

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冷蔵庫は部屋にありましたが、トイレ・洗面所は共用です。布団はすでに折りたたまれた状態で置かれていて、セルフで敷くようになっていました。

ちなみにWi-fiが飛んでおりまして、この静かな温泉ブログ初の「宿で泊まりながら記事を書く」ができました。それっぽい。(笑)

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温泉とお風呂

温泉は、建物の奥の方、階段を下っていった先にあります。

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お風呂は広い混浴岩風呂と小さい婦人専用風呂の2か所ありました。

温泉|元湯 橋本屋(公式サイト)

今回泊まった時は時間交代制になっており、両方のお風呂に入れました。11年前は岩風呂のほうに入ったのですが、11年ぶりの再会ということで、こっそり感動。。。

岩風呂も婦人専用風呂も、お風呂の中に浴槽が2つあります。

大きい浴槽がぬるいお風呂、小さい浴槽が熱めのお風呂になっていました。この造りは下部温泉のほかの宿と同様です。交互に入るのが、下部流。

ぬるいお風呂と熱いお風呂とで、使っている源泉の種類が違うようです。

ぬるいお風呂は昔からの旧源泉、熱いお風呂は平成になって利用されるようになった新源泉のようです。両方の源泉に入れるのはうれしいところです。

湯口から入ってくるお湯(水?)は源泉そのもので、コップがあって飲泉できるようになっていました。

また、温泉水が飲めるウォーターサーバーもあり、飲んでみると少しだけ、硫黄のような味がするのでした。

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お食事

今回は夕食なし、朝食のみのプランにしました。

普段下部に泊まるときは2食付きにして宿で食事をいただくのですが、今回は初めて下部で夕食を外で食べてみようと思い、夕食を付けなかったのです。

女将さんに勧められて下部温泉駅前の食堂に行ったのですが、連休中だったからか、混んでいました。

ちなみに宿から駅までは1キロそこそこあるのですが、「送りましょうか?」と言ってもらえたのがうれしかったです。結局は歩いて行きました。

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朝食はお部屋でいただきます。素朴な感じがまた湯治宿っぽくて好みです。温泉旅館の朝食でパンがついてきたのは初めてかも。

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個人的感想

ここ橋本屋で下部温泉のお湯に入って下部を好きになっていなければ、ここまで下部にヘビーに通ってなかったかも・・・と思うと、思い出深い宿です。

その頃、ささやかながらメルマガをやっておりまして、初めて橋本屋に日帰り入浴した時のことを書いていましたので、載せてみます。駄文失礼。。。

フロントの脇で、おばあさんがひとり座っています。

日帰り入浴できますか? 聞いてみると、できますよ、とのこと。
腰が悪いのでしょうか、座ったままのおばあさんに、お金を払って上がります。

教わったとおりに、誰もいない階段を上がり、人気のない畳の部屋を横切って、内湯の前にやってきました。

12時から13時は清掃中で入れません、との張り紙が。
どうしよう、と思って中を見ると、おばさんが1人で掃除していました。

入れますか? と聞いてみます。
今掃除中だけどな、まあ、いいわ。との返事。
さっそく入らせてもらいます。貸し切り状態、ありがとうございます。

中に入ると、こぼこぼお湯が出てきています。
でも湯気は立っていません。そこからして、不思議な感じ。
それでも体を洗うシャワーとお湯は普通の熱さで、とりあえず体を洗って、お風呂に入ります。

冷たい! まずはその一言に尽きます。。
温水プールとおなじくらいの温度でしょうか、思わずプールと間違えて泳ぎたくなるような、そんなお風呂です。

風邪を引きそうだな、なんて思っていると、不思議に体が、熱くなってきます。
お湯(お水?)の温度はこうなのに、体はどんどん火照ってきます。

そんなお風呂でしたが、上がってみたら温かくて、さっそく湯上りのビールが欲しくなりました。

脱衣所の脇に、温泉の成分の説明がありました。
温泉の温度は31度。汗ばみながら驚いてみたり。

着替えてさっきのフロントに戻り、座ったままのおばあさんに、不思議だけれどいいお湯でした、
そう話しかけると、下部のお湯はよう暖まる、と自分に言い聞かせるように言うのでした

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今は30代の旦那さんと女将さんとで切り盛りされています。同世代なので、ちょっと応援したくなりました。

個人的には、下部温泉へ行くときは急きょ行くことが決まるので、その時開いている宿を予約しています。ですが、また泊まってみたい宿です。

なお、宿泊料金は、6,340円(6,190円+入湯税150円)でした。

2017年5月、祝日の1名泊。朝食のみ付いているプランです。

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アクセス

JR身延線「下部温泉」駅(特急ふじかわ号停車)から徒歩20分。駅からの送迎はお問い合わせください。

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また、新宿から身延に向かう高速バスが停車する「飯富」バス停までの送迎もされているとのことです。

バス停までは結構距離がありますが、ちょっと嬉しいサービスですね。

近くの宿

お向かいの「湯元ホテル」は、下部温泉でも自家源泉を持っている比較的大きな宿です。

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橋を渡って少し坂を上った先にある「大黒屋」でも、新源泉・旧源泉の両方に入れます。

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さらに先にある「いしもと」は食事処でもあります。こちらは新源泉に入れます。

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逆方向、下部温泉駅方面に坂を下っていったところの「甲陽館」は、新源泉に入れる宿です。 

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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