今週のお題「雨の日の過ごし方」
以前、月ごとに自分の温泉旅を振り返ったことがあります。
その中でも、一番温泉旅に出かけていない月がありました。そう、6月です。
6月と言わず、近年はいきなり強い雨が降ったりもします。温泉旅の途中でざーっと降ってくることもあります。
今回はそんな、雨の日の温泉旅のことを書きます。
雨の日の移動
もちろん電車、バスなら雨に濡れることはないので、乗っているうちはあまり気になりません。
ただ、バス停から宿まで距離があって、結構歩く必要がある場合は、雨模様だとちょっと憂鬱になりますね。
晴れていれば、歩くの大好きどんどん行こう、なのですが。
もしくは、バスを待つときにバス停に屋根がなく、延々待つというのもしんどいです。
冬に雪が降る地方は、バス停に屋根や待合室があったりしますが。
駅やバス停から距離がある温泉宿は、最寄りの駅やバス停までお迎えに来てくれることもあります。
こちらから、最寄りの駅かバス停に到着する予定時刻をあらかじめ宿に伝えておくことになるので、電車やバスを降りたらすぐにお迎えの車に乗れることが多いです。
宿のワゴン車が目の前に止まり、降りてきた宿のご主人に傘をさしてもらって車に乗るひととき。お客様待遇がちょっとうれしい瞬間です。
傘を忘れる
温泉旅の荷物はあまり大きくしたくないので、自分が持って行く傘は折り畳みの傘です。
そして傘の宿命、小さいので、時々忘れて出ていくこともある。
そんな時に限って、いきなりざーっと降られることもあります。
それで慌てて、駅のコンビニでビニール傘を買ったこともあります。買った直後にカラっと止んだりするので困りもの。
そして、せっかく傘を持って行っても、忘れてしまうこともよくあります。
宿に置き忘れてしまったこともあり。高くない傘なので、処分してもらったりします。
傘がないとき、宿や観光案内所で傘を貸してくれることもあります。
宿だったら、温泉街に散歩に行くときに傘を貸してもらえることもありますね。
宿の傘にはでかでかと油性ペンで宿の名前が書かれていたりとか、宿のロゴが入っていたりとか。何だか自分が宿のPRをしているようだ。
観光案内所で傘を借りたこともあります。その日地元で宿泊するなら、次の日の朝に返してもらえればいいですよ、と言ってもらえたりします。
借りた傘はちょっと壊れていたりとか、女性用の傘でちょっと恥ずかしかったりとかすることもあります。これまたご愛嬌ですね。
温泉宿と雨と、露天風呂
宿で過ごすだけなら、室内にいるので特に気にすることはないです。
外に散歩に出るのが気持ち的におっくうになるくらいで。
ただ、雨の日の温泉宿でちょっと困るのは、露天風呂ですかね。
頭上から雨が降ってくる中で露天風呂に入るのって、あまりいい気分ではありません。頭は冷たく、体は暖かい。お湯を打つ雨の音も少々うるさく。
時々、雨の日のために、露天風呂には頭からかぶる傘が用意されている宿もあったりしますが、それでも完全に雨はしのげないのです。
また、内風呂の先にドアがあって、その向こうが露天風呂というつくりになっている宿は結構多いのですが、雨の日は露天風呂が空いていて、内風呂が混みがち。
皆さん露天風呂がお好きなのでしょうが、さすがに雨の日は露天に行かないのですね。
逆に、雨が降っていなければたいてい、露天風呂が混んでて内風呂が空いているので、内風呂でのんびりできるのが嬉しいのですが。そこが残念。
これが雨じゃなくて雪なら、雪見露天だなんて言いつつテンション上がるのでしょうけどね。
ということで
時々、温泉旅の日が雨模様になってしまうこともあります。
ちょっと気持ち的に下がってしまうことはあるのも事実。
ですが、こうして書いてみると、長時間の歩きがあるときや、露天風呂に入るとき以外は、そこまで悪い目にはあっていませんでした。
6月はあまり自分的には温泉旅に行かない時期です、と最初のほうに書きました。
そう言いつつ、それは雨のせいというよりは、6月は祝日のない月で、なおかつゴールデンウィークと夏休みに挟まれた月だから、なのかもしれないです。
強引にまとめると、露天風呂が好きでしょうがない人には、雨の日の温泉旅は微妙に感じることもあるかも知れません。
まあ、個人的には、雨が降っていても温泉旅は雨でない日と変わらずで、のんびりできて良いものです。
さて、今度はどこへ行こうかな。