今までそこそこ多くの温泉宿に泊まってきたので「温泉宿あるある」とでも言いますか、温泉宿で目にすることについての記事をいくつか書いてきました。
宿の冷蔵庫がどうとか、
宿のお部屋食がどうとか、
まあそんな感じのことを書いてきたわけです。
温泉宿あるあるシリーズで他にもいろいろと書けそうな感じではあるのですが、1つの記事にするほどのボリュームがなさそうな「温泉宿と〇〇」を、いくつかまとめてみようと思いました。
温泉宿と金庫
宿のお部屋には金庫があることが多いです。
この金庫、結構面白いと思うのです。というのは、金庫という製品が頑丈で寿命が長いものなのか、古いのがよく残っている。
コイン投入式だったり、貼られている説明書きがやたらと古かったりするのですね。
金庫ってそんなに使わないですし、お部屋に必ずあるものでもありません。
金庫のない宿、特に湯治宿などでは、金庫の代わりに「貴重品袋」なるものがあって、それもまた昭和テイスト漂うレアなものだったりします。
温泉宿にお泊りの際は、ぜひ金庫にご注目を。
温泉宿とスリッパ
宿にチェックインすると、まずは靴をぬいでスリッパに履き替えます。そんなスリッパで、気になる点は2点あります。
- 他の人と共用。お風呂に出入りするので濡れるし、裸足。同じスリッパなので、自分のはいていたスリッパなのかどうか、見分けがつかないし。
- 意外とボロボロなスリッパが多し。スリッパにお金かけない宿は結構多いのだろうなと。破れていたりすることも。。
最近は、クリップのようなもので誰が履いているか見分けがつくようにしている宿があったりしますし、絨毯敷きで素足で館内を歩いても大丈夫な宿もたまにありますね。
温泉宿とエレベータ
バリアフリーが大切な世の中になってきたので、世の中エレベーターが増えてきました。
温泉宿を選ぶ際も、エレベーターの有無をポイントにしている方もいらっしゃるのだろうと思います。そんなエレベーターで気になることも多いのです。
まず、意外と、エレベーターの有無は事前にはわからなかったりします。
予約サイトや宿のウェブサイトに、エレベーターの有無を書いてあることって意外と少ないです。この情報が必要な人も多いと思うのですが。
3階建て以上の宿でエレベーターがない場合は、その旨ウェブサイトに載せてあることがあります。プラン紹介のところにひっそり書いてあることが多いですね。
泊まってみたらエレベータがなくて苦労した、なんて意見や口コミも散見。
湯治宿等で電話予約をしたときに「うちはエレベータがないですが大丈夫ですか?」なんて聞かれることもあります。
必要であれば、階段の上り下りが必要ない、1階の部屋を希望する旨伝えたほうがいいでしょうね。
しかし温泉宿のエレベーターは年代物が多くて、ゆーっくりドアが開いて、ゆーっくり登る(降りる)のが多いです。
とある宿であったのですが、よくよく見たらエレベーターの点検の期限が過ぎていた、というのもありました。大丈夫なのでしょうか。。
また、チェックインしてから部屋に案内されるとき、仲居さんと一緒にエレベーターに乗ることが多いと思います。
とある宿で、仲居さんはエレベータに乗らずに荷物を持って階段を駆け上がり、エレベーターを降りるときに涼しい顔で待っていた、ということがありました。あっぱれ。
温泉宿の漫画本
宿のロビーや談話室に本棚があって、漫画本が並んでいるのをよく見かけます。
普段はそんなに漫画を読まないのですが、何故か温泉宿に行くと手に取って部屋に持っていき、ついつい読みふけってしまいます。これが結構幸せでして。
何故かよく目にするのが、横山光輝の歴史もののコミック。10代のころ「三国志」を全て読んだこともあって結構好きなので、見つけては読んでいます。
何冊か借りて読んで、全部読んだら返しに行ってお風呂に入ってまた続きを借りてお部屋へ・・・
温泉宿は面白い
高級旅館には縁がないので、どちらかといえば家庭的、庶民的な古い宿に泊まることが多いです。
設備が古くても別に良くて、逆にそんな「ちょっと古いもの探し」が面白いのですね。いい温泉に入れてお布団があれば、それだけで幸せです。
さて、次の温泉宿はどんな感じだろう、今から楽しみです。