温泉好きのお湯

ひとりふらり、静かな温泉旅のブログです。主な行き先は北関東・甲信越。今度はどこへ行こうかな。

集める旅・網羅する旅と、掘り下げる旅と

好きなことには、どっぷりはまりたいもの。

もし旅行が好きなら、時間とお金とをやりくりしながら「さて、今度はどこへ行こうかな。」と思いを巡らせてまた出かける。

そんな中で、(旅行が趣味の人に限らず、ですが、)あれこれ集めてみたり、網羅したり、というのを目指していくのも楽しいだろうなと思うのです。

でも、みんながみんな世界中を旅すことができるわけでもない。ふとそれに気づいたとき、ではどのように楽しんでいこうかな、と考えてみました。

 

集める旅・網羅する旅

そう、趣味の楽しさには「集めること」「網羅すること」というのもあります。

集める旅

旅行で言えば、駅や観光名所のスタンプを集めたり、きっぷを集めたり。旅先で自分にお土産を買って、それを集めていったり。

自分も集めるのは結構好きでした。子供の頃は旅行に行くとキーホルダーを必ず買ってもらっていましたし、乗り鉄に凝っていたころは、入場券を集めていました。

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温泉旅で集めるとしたら、何があるでしょう?

「日本秘湯を守る会」の会員になっている宿に泊まって、その宿のスタンプを集めている人も多そうです。

期限がありますが、スタンプが10個たまると、「日本秘湯を守る会」の会員宿に泊まれるようになっています。

www.hitou.or.jp

自分もスタンプ帳は持っていますが、3つ押されたところで期限が来てしまいました。余談ですが。

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網羅する旅

「日本中の〇〇に全て行く」みたいなことをテーマにして旅をする人も多いのではないかと思います。

例えば、日本中のJR線に乗る、とか。自分の好きな紀行作家、宮脇俊三(1926-2003)は、当時の「国鉄」(今のJR)の全路線に乗り、その記録を本に出しています。

 

あとは「日本百名山」のすべてに登る、というのにトライしている人も多そう。

そう言えば、自分も登山をしていた頃、日本百名山にリストアップされた山に登っていました。日本百名山は有名なので、山に関する情報が比較的豊富だったのです。

同時に、ちょっと「網羅する」を意識してもいました。

結局30弱のところまでいったところで止まっています。家から遠くにある山や、深い山(山の中で数日間過ごす必要がある山)を目指すのが、時間と予算の面で難しく。

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温泉旅の場合は「日本中の温泉に入る」になるのでしょうか。

温泉といっても北海道から沖縄まであちこちにあって、全ての温泉を目指すなんてできるのでしょうか。。。

「47都道府県の1つ以上の温泉に入る」ということならできるかもしれません。

温泉でなくても、47都道府県すべてに行く、というのを目標にしている人も多そう。

かくいう自分は日本の47都道府県のうち45都道府県に行ったことがあり、福井県と徳島県が残っている状態で止まっています。

学生時代に夜行バスやら飛行機のスカイメイトを駆使して、安くいろんなところに行きましたが、社会人時代になってあまり遠くに行っていない状況です。

 

掘り下げる旅

普段の先/整える

旅行は好きです。でも時間も予算もなくて、頻繁に出かけることは難しく。

日本中の温泉を巡っているブロガーさんもいますが、それができるバイタリティ、予算、時間があるのを、うらやましく思った時期もあります。

でもまあ、人は人、自分は自分でしかないんですよね。

それより何より、今はつかの間の時間を大切にしながら、温泉旅をしていきたいです。

  • 日常の延長線上にある温泉旅。
  • 心身のコンディションを整えるための温泉旅。

それが今の自分の、温泉旅のスタイルかな、と。 

www.onsen-oh-yu.com

日常はそれなりにストレスフルで、日々、大小のトラブルが起こったりします。それに対して消火活動をしながら、という生活。

消火活動のおかげで鎮火した時は達成感もありますが、そんな日々が続くとさすがに消耗します。消耗した自分をストレスから解放したり休息したりが、必要です。

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掘り下げる 

それで、日常の生活圏から少しだけはみ出して、現地に長めに滞在する時間を取るような温泉旅をしています。おのずと、旅の内容は似通ってくる。

それに慣れてしまうと興味の幅が狭まる気がするな、と思いつつ、こんないいところがあると思います。

知識が深まる。好きになった地域に何度も訪問することで、その地域への知識が深まっていきます。

もちろん、実際にその地域に住んでいる方にはどうやっても勝てませんが、外からきているので、違った視線でその地域を見ているのかもしれません。

愛着がわく。繰り返し訪れていくうちに、その地域を好きになってきます。試しに住みたくなってくることもありますが、まあそれは我慢・・・。

実は、自分も30年以上同じ市内に住んでいるので、それはそれで愛着があるのです。

なので、自宅から2時間そこそこで行ける場所に好きな地域が複数あって、行きたくなったら行ける環境にいる、という今の状態も好きです。

最後ちょっと話がずれてしまいましたが、そんな風に、同じ場所を訪問する旅は「掘り下げる旅」と言えそうで、それを楽しむのが今の自分のスタイルです。

 

そういうわけで・・・

遠いところ、行ったことのないところに興味がないわけではなく、興味を持っても手に届かない(行けない)ので先送り、というのが現状に近い気がします。

もしかしたら、将来そういう遠いところに行けるようになるかもしれません。経済的に、時間的にゆとりができればいいわけで。

今までの割とスタンダードな考え方だったら、いわゆる「定年後」には、そういった時間的・経済的なゆとりが生まれることになるのでしょう。

ですが、いわゆるアラフォー世代の自分には、どうやら「定年後のゆとり」を期待するのは難しいことのよう。

それなら、今もこれからも自分なりに、身の丈に合った余裕と、それなりに幸せな将来があるだろうと思いながら、温泉旅を楽しんでいこうと思っています。

そんな今と将来の予想からすれば、集める旅や網羅する旅よりも、掘り下げる旅が自分に合っている気がしています。

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さて、今度はどこへ行こうかな。