先日、日本酒のイベントに新潟県に行ってきました。
秋はこういったお酒関係のイベントが各地で開催されていますね。
海外のビールや日本の地ビールがたらふく飲めるオクトーバーフェストや、11月3日に解禁になる「やまなしヌーボー」が試飲できるイベントとか。
ビールやワインのイベントには何度か行ったことがあるのですが、日本酒のイベントは初めてでした。
地元の酒蔵が作るお酒をあれこれ試飲して、地元食材のおつまみに舌鼓。楽しかったです。
今回は自分と温泉旅と日本酒について、つづってみたいと思います。
日本酒は苦手だった
お酒を飲める年齢になってすぐ、いろいろな種類のお酒を飲んできましたが、マイファースト日本酒は、大学生になって居酒屋で飲んだ熱燗でした。
甘い液体がどろり、口の中に入ってきて。もちろんお酒なので、アルコールの感じ。
残念ながらそれで気持ちが悪くなりまして、それ以降日本酒に苦手意識をずっと持っていたのでした。
それで日本酒を飲みだしたのが30代に入ってからだったので、食わず嫌いならぬ飲まず嫌いの期間が10年ほど、続いたことになります。
そんな自分が日本酒を飲むようになったきっかけですが、はっきりとは覚えていません。
おそらくは、温泉旅の途中に立ち寄った、越後湯沢駅の「ぽんしゅ館」の利き酒体験コーナーで試飲をするうちに、苦手意識が消えていったように思います。
ただ、大学生時代に飲んだ熱燗のドロッとした感触は忘れられず、熱燗は今も苦手だったりします。飲むなら冷酒か常温ですね。
素人は何を飲んでも美味い
そういうわけで、日本酒歴は浅い自分です。本醸造とか純米酒とか吟醸とか、その辺の日本酒用語を何となく知っている程度。正直言って疎いです。
ただこの疎い状態にはメリットがあります。そう、たいていの日本酒は、飲んで美味しいと感じるのです。
恐らくは、旅先でしか日本酒を買ったり飲んだりしないので、それなりにいいお酒に出会えているのだろうとは思っています。
日本酒の世界は奥が深そうなので、詳しくなっていろいろ飲んでみたい気もしますが、肝臓がちょっと心配なので、そんな初心者状態のままで、何を飲んでも美味しいというのもいいんじゃないかな、と思っています。
どこに行っても、地酒が美味い
日本酒の大部分は米とお水からできています。日本各地でお米は作られているし、日本は水の豊富な国なので、要はどこに行ってもご当地日本酒に会うことができます。
温泉旅をしにあちこちの県に出かけますが、行く先で出会う日本酒の多いこと!
電車の中で、
お昼に入った蕎麦屋さんで、
チェックイン前に立ち寄った酒屋さんで、
宿の夕食と一緒に、
温泉街の飲食店で、
いろんな地酒が待っています。そんな楽しいことはないぞと。
日本酒を飲む前、温泉旅の食事のお供はずっとビールだったのですが、大手メーカーのビールだったら日本全国どこでも飲めてしまいます。
日本酒を敬遠して飲まなかった10年間がもったいなかったな、と思うほど。
日本酒の良いところ
最後に、個人的に感じている日本酒の良いところを挙げてみます。
- 種類が多い。きっと飽きないでしょうね。これだけ多いと、いつまでも極めることはできないだろうと思うので、気軽に楽しめそうです。
- 日本ワインより安い。メイドインジャパンのワインが好きでよく飲みますが、日本酒の価格帯は日本ワインより安いのが嬉しいです。米とブドウとで、生産量が違うからでしょうか?
- 守備範囲が広い。普段の和食にぴったりです。
- 長く楽しめる。個人的に、日本酒はあまり一度に量を飲めないので、家飲みでも外飲みでも、少量で満足できます。なのでなかなか減りません。これがワインだと際限なく飲んでしまいそうになるので。。。笑えない。
さて、今度はどんな日本酒に出会えるかな。楽しみです!