長野県は千曲市にある、戸倉上山田温泉(とぐらかみやまだおんせん)。
長野県の温泉の中でも、温泉街の規模が大きいところです。
2014年に初めて泊まったのですが、ここの温泉の奥の深さが気になり、その後も何度か足を運んでいます。
2021年現在、合計4回訪問しています。
戸倉上山田温泉の概要
戸倉上山田温泉は「戸倉温泉」と「上山田温泉」のことを指しています。
住所が「千曲市戸倉」にあるのが戸倉温泉で、「千曲市上山田温泉」にあるのが上山田温泉だ、と勝手に理解しているのですが・・・どうなのだろう。
地図を見ると、千曲川の東側と西側の一部が「千曲市戸倉(戸倉温泉)」で、千曲川の西側、少し川から離れたところが「千曲市上山田温泉」になっているようです。
お互いに隣接しているので、どこからどこまでが戸倉温泉なのか、はたまた上山田温泉なのか、正直ちょっとよくわからず。
さて、源泉は千曲川に沿って、あちこちで湧いているようです。泉質は、基本的には硫黄泉。あの「タマゴ臭」のする温泉です。
面白いのは、泊まった宿や、温泉に入った時間帯によって、お湯の色が変わることがあること。透明だったり、緑色になったり、白っぽく濁ったり・・・。
温泉って深いな・・・と思いますね。
戸倉上山田温泉へのアクセス
戸倉上山田温泉の最寄駅は、しなの鉄道線の「戸倉」駅。
戸倉駅に行くには、東京方面からであれば北陸新幹線の上田駅で、しなの鉄道線に乗り換えることになります。上田駅からは15分程度で、戸倉駅です。
- 東京→(北陸新幹線)→上田→(しなの鉄道線)→戸倉
戸倉駅から、戸倉上山田温泉の温泉街まではだいたい2キロほど。温泉街の中心部は、駅を出て千曲川を渡った先にあります。
2キロ、ということで、歩いて行くと20分から30分くらいはかかります。自分の場合、散歩がてら、いつも歩いています。
なお、戸倉駅から温泉街までは、千曲市の市営バスが走っています。
ただ、あいにく本数が多くないのと、所要時間は徒歩とあんまり変わらないようなので、これまで利用したことがありません・・・
2キロ歩くのはちょっと、という場合は、戸倉駅からタクシーに乗るか、もしくは宿にお迎えをお願いできないか、相談されるのが良いかと思われます。
戸倉駅には、たいていタクシーが常駐しています。
戸倉上山田温泉の温泉街
冒頭にちょっと書いた通り、戸倉上山田温泉の温泉街は長野県有数の規模で、お店も割と多いです。特に、夜の飲食店が多いようです。
夜の飲食店が並ぶ通りがいくつかあるのですが、夜はネオンが光っていて、ひとりで夜歩くのはちょっと怖い感じがしなくもない。




食べログ等で事前に下調べをしてから、宿の方に聞いて、開店早々の飲み屋さんにさくっと入ってさくっと飲んできました。暗くなる前に、と思い。。
なお、コンビニは温泉街の中心にファミリーマートが1件、上山田温泉の端と戸倉側とにセブンイレブンが1件ずつあります。
ファミリーマートの駐車場には足湯もありました。
戸倉上山田温泉で泊まった宿
戸倉上山田温泉へは4回泊まったことがあります。
國楽館戸倉ホテル(戸倉温泉)
最初に泊まったこの宿は、とにかく古びていて面白かったです。
有田屋旅館(上山田温泉)
2度目、4度目はこちら。1度目の宿と同様、泉質がよくお食事が部屋食でした。こちらも歴史の長い宿のようです。
山風荘(上山田温泉)
さらに奥の方(駅から見て)にある宿。露天風呂もあります。宿の向かいには飲泉所もありました。
僕が戸倉上山田温泉に行く理由
個人的な戸倉上山田温泉の魅力は、
- 硫黄泉。しかも泉質がいい。
- 以前は栄えたのでしょうが、今は寂れていて雰囲気が好み。
- 結構空いている。
- お店が多い。
- 千曲川の河川敷でボーっとするのもいい。
というところだろうと思います。
このエリア方には行きたい温泉が多々あって、いつも温泉地選びに困ってしまうのですが、硫黄泉ならここがいいかな、と。
関連旅行記
さて、今度はどこへ行こうかな。