上越新幹線の越後湯沢駅は、関東方面から一番最初の新潟県の駅です。冬はスキー客、夏はロックフェスに来る人でにぎわいます。
北陸新幹線ができるまでは、この駅で新幹線を降りて富山・金沢方面の特急電車に乗り換える人が多かったのですが、今はそんな人たちは新幹線に乗るのでしょう、少し静かになった気もしなくもないです。
トンネルを抜けると雪国であった、という有名なフレーズがありますが、この駅は「改札を抜けると土産物屋であった」です。
越後湯沢駅のおさらい
越後湯沢駅は、上越新幹線と上越新幹線の駅です。
- 上越新幹線(新潟方面、東京方面、ガーラ湯沢方面)
- 上越線(六日町方面、水上方面)
上越新幹線は、ほとんどの「とき」がここ越後湯沢駅に停車します。
「たにがわ」は、越後湯沢が終点です。スキーシーズンは、ガーラ湯沢駅まで行く「たにがわ」もありますね。
上越新幹線の駅がない六日町、小出、水上へ向かう場合は、上越線に乗り換えです。水上行きの電車は本数が少ないのでご注意ください。
また、北越急行ほくほく線の電車の一部も、ここ越後湯沢駅から出発します。 ほくほく線は越後湯沢を出て、十日町、直江津方面に向かいます。
まず、CoCoLo湯沢・がんぎどおり
そんな越後湯沢駅の改札を出ると、目の前にお土産屋さんがずらり並んでいます(中央いちば)。
中越のお土産と、少し北の燕の金物、食器や、県境を越えてすぐの長野県栄村の名産品もあります。
左側は飲食店が並びます。胃袋が複数ほしくなるほど、ここの飲食店街は魅力的です。。へぎそば、お寿司、どんぶり、カフェ、ラーメン、イタリアン等々。
その奥がぽんしゅ館
「中央いちば」の奥は「ぽんしゅ館」。「駅の酒蔵」では、新潟の地酒、地ビール、ワインが買えます。
そのさらに奥は、試食スペースが豊富な土産物屋さん「魚沼商店」。
「中央いちば」もあって「魚沼商店」もあり、土産物の豊富さには驚かされますが、競合したりしないのだろうかと、ちょっと心配でもあります。
「駅の酒蔵」でもお酒の試飲をやっているのをよく見かけますが、やはり利き酒コーナー「越乃室」を試してみたいです。
500円でコイン5枚とおちょこを渡され、自分の試飲したいお酒を最大5回まで試飲できます。
お味噌や塩もあるので、なめながら試飲ができる(もちろん、お金を払って試飲している人限定です)、お酒好きにはたまらない場所だと思います。
時間帯によっては結構混んでいるのですが、朝9時の開店直後に行ったところ、空いていました。まあ、朝から呑むのか、というのはさておき。
他にも、お米一合分のボリュームがある「爆弾おにぎり」のお店「雪ん洞」があったり、一番奥は「糀カフェ」と、酒風呂に入れる温泉施設「湯ノ沢」があります。
「雪ん洞」や「糀カフェ」で買ったおにぎりや飲み物等は、近くのイートインスペースでいただくことができるのですが、さほど広くないので、季節や時間帯によっては結構混んでいます。
↑今見たら、割引券が結構ありました。事前に確認いただくと良いかと。
また、あまり知られていないのかもしれませんが、ぽんしゅ館の奥にドアがあり、そこからまっすぐ通路が伸びています。
その先は地下駐車場で、駐車場を抜けると温泉街に出ることができます。
天気の悪い時など、結構便利なショートカットルートになりますね。
東口に進む
改札を出て右に進むと、串焼きのお店や駅そばの店があります。
その先が東口で、駅前にもいくつか飲食店やお土産屋さんがあります。フジロックのときはバスが東口から出るので結構混むのかもしれませんが、普段は東口は静かです。
路線バスは東口から出ます。
西口に進む
改札を出て左側は、すぐ西口です。ロータリーの向こう、大きなホテルや旅館が並んでいますが、道沿いにはお土産屋さんや飲食店が多数あり、見て回るのが楽しいです。
ぐんぐん進んで川を渡ると、民宿街があります。
たいていは、先に駅ナカで結構満足してしまうことが多かったりするのですが、食事をとる場合、駅ナカは結構混んでいたり行列ができていたりするので、食事は西口に出たほうが良さそうです。
また行こう。
越後湯沢はいつ行っても、食べたかったけれど食べられなかったものや、買って帰るのを忘れたものがあります。
さて、次はいつ行こうかな。