日本百名山「瑞牆山(みずがきやま)」登山の前泊で利用しました。
増富ラジウム温泉へは、1年前に別の宿「津金楼」に泊まったことがあったのですが、この時は、2008年当時じゃらんnetで予約可能だった「金泉閣」を選んでみました。
このページを書いている時点では、じゃらんnetでは予約できないようです。
(2008年9月宿泊)
建物と部屋
JR韮崎駅からバスに長く乗り、増富温泉に到着です。
金泉閣は温泉街の中心にあります。
戦前に開業した長い歴史がある宿のようで、建物は古め。
脇にあった昭和感満載のこの案内文が、なかなかいい感じです。
部屋にはバス・トイレ・洗面所がありますが、何故か浴槽やトイレが濃いピンク色で、ちょっと落ち着かない感じでした。
もちろんそれ以外は普通の和室です。
温泉と風呂
男女別の内風呂と、最上階に展望風呂がありました。
男女別の内風呂の方は、源泉そのままの冷たいお風呂と、沸かし湯があります。
冷たい風呂に入ってから、沸かし湯で体を暖めて上がるといいようです。
成分の濃そうな、黄色いお湯(お水?)です。口に含むと錆びた鉄の味。効能は強そう。
風呂場はさほど広くはないのと、湯治で長時間お風呂に入るご高齢の方が多いからなのか、常時賑わっていました。
ぬるい温泉にじっくり入るのが体に良いのでしょうね。
湯治ではなく登山の前泊で来ていたお客さんはどうやら自分くらいのようで、やや場違いな感じではありました。
最上階の展望風呂は温泉ではなかったようです。それもあって誰も利用していなかったので、体を洗うのに利用しました。
(2008年時点の記録です。その後、お風呂のリニューアルが実施された模様です。)
食事
夕食、朝食ともお部屋でいただきました。
宿泊料はさほど高くなかったのですが、お値段の割に美味しく、満足しました。
津金楼の時もそうだったのですが、夕食の開始時刻は17時半と早め。
宿のお客さんにご高齢の方が多いからなのでしょうか?
夕食、朝食ともに、デザートにぶどうが出てきました。
9月だったので、ぶどうの季節だったわけですね。
アクセス
JR中央本線「韮崎」駅から路線バスを利用します。
2つの会社がバスを運行しています。
- 山梨交通バス「増富温泉郷」行きで約1時間。「増富温泉郷」下車、徒歩7分。
- 山梨峡北交通バス「みずがき山荘」行きで 約1時間。「増富温泉峡」バス停で下車、徒歩10分。こちらは毎年4月~11月のみの運行です。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。