諏訪地方は首都圏からも近くて日帰り圏内ではあります。
それもあって諏訪に泊まったことはあまりなく、行ったことのない場所も結構あったので、2017年最後の温泉旅は、上諏訪温泉に宿を取ることにしました。
温泉が自家源泉かけ流しらしく、いいお湯に入れそうだった「旅荘 二葉」を選んでみました。
(2017年12月宿泊)
建物とお部屋
旅荘 二葉は、JR上諏訪駅の「諏訪湖口」から程近い場所にあります。
上諏訪駅には改札が1つしかないのですが、その改札を出て右側に歩いて行って、階段を上って線路を渡った反対側が「諏訪湖口」です。
上諏訪温泉の旅館が多くある中、旅荘 二葉を見つけました。
建物はそこそこ古くてこじんまり。案内されたお部屋は2階建ての2階で、6畳の和室でした。冷蔵庫、金庫、洗面所は部屋にありましたが、トイレは共用でした。
廊下が畳敷きになっていて、スリッパ不要で歩けるのはちょっと嬉しいところですね。
温泉とお風呂
1階に男女別の内風呂と露天風呂があります。
自家源泉のかけ流しとのことです。内風呂はやや小さめですが、部屋数も多くないので、お風呂が混んでいることはありませんでした。
少量の湯の花が舞う、透明で熱めのお湯。12月の宿泊だったので、ちょうど気持ちい温度。入るとざっぱーん、お湯があふれていきます。
露天風呂は内風呂の先にあるドアを開けたところにあります。
温泉街の中にある宿なので開放感はあまりないものの、お湯の温度が熱めなので、外気にあたる露天風呂のほうが気持ちよく温泉に入れるのでした。
露天風呂の浴槽わきにある蛇口をひねると温泉が出て、そのお湯が飲泉可能になっていました。上諏訪温泉で飲泉の許可を得ているのは、ここ旅荘 二葉のみなのだそうです。
温泉は用意されている紙コップで飲むのですが、お風呂の中で紙コップ、というわけで、紙がすぐふにゃふにゃになったり、溶けたりしないかなとちょっと心配にもなりました。
良い子のみんな、紙コップで遊んじゃダメだぞ、と念のため。
脱衣所の入り口に、水やお茶が飲めるサーバーがありました。湯上りに飲めるのはいいですよね。
露天風呂は紙コップでしたが、こちらは陶器の湯のみが用意されていました。(逆の方が良いのではなかろうか。。。)
食事(素泊まり利用)
今回は素泊まりだったので、宿の中で食事をいただいていません。
ただ、宿は上諏訪駅からも近く、上諏訪温泉の温泉街自体が飲食店の多いところなので、食事をとるお店に困ることはなさそうです。コンビニも多数あり。
お部屋に飲食店のマップが用意されていて、それぞれのお店の営業時間、定休日、クレジットカードの利用可否が書かれていて役に立ちました。
一般的に、素泊まりの時は夕食は外で取ればよいのですけど、朝食に困ることが多いです。
が、旅荘 二葉では、向かい側の「上諏訪ステーションホテル」か、その先の「ビジネスホテルシェモア」1階にある「秋月そば」の朝食を利用可能になっていました。
宿の方に聞いたところによれば、お店で二葉の宿泊客だと言えば利用可能とのこと。前の晩に食べ過ぎて実際は利用しなかったのですが、朝食の心配が不要なのも便利ですね。
なお「秋月そば」は、前の晩に利用しました。遅くまでやっている蕎麦屋なので、一杯飲んだ後にでも気軽に寄ることができます。
個人的感想
古い設備ですが、きれいな宿でした。
上諏訪温泉って大きなホテルのような宿が多い印象ですが、こういうこじんまりした宿もあるのですね。
それでいて便利なので、上諏訪に行くときはまた利用したいと思える宿でした。
個人的おすすめポイントをあげてみると、、
- 駅から近くて便利です。周囲に飲食店、コンビニ多数。
- 部屋数は少なくて静かです。建物もきれいで快適に過ごせます。
- 温泉は源泉かけ流し。露天風呂では温泉を飲むこともできます。
- 素泊まりプランでも、近隣のホテルで朝食をいただけます。
といったところです。
一点注意した方が良いのは、じゃらんnetではオンラインカード決済プランがあるのですが、現金プランより割高になっていることです(2017年12月現在)。
予約時点でそれに気づき、現金プランで予約しました。
なお、宿泊料金は6,500円でした。
(宿泊料6,350円+入湯税150円)
2017年12月、平日の1名泊。素泊まりプランです。
アクセス
JR中央本線「上諏訪」駅下車、徒歩4分。
関連リンク
この宿が出てくる旅行記
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。