栃木県の板室(いたむろ)温泉は、那須温泉と塩原温泉との間にひっそりたたずんでいる、湯治場です。
今回ご紹介する「ゲストハウスLeu.(レウ)」は、以前は温泉宿だった建物をリノベーションして、新たに営業を開始されたようです。
ネットで見つけて興味を持ったので、久しぶりに板室へと行ってみることにしました。
建物と部屋
板室温泉をまっすぐ目指す道路「板室街道」を車で走り、途中で脇にそれて「那須フィッシュランド」の看板を追っかけつつ、道を下っていきます。
大きなイワナのオブジェがあり、その先に広い駐車場がありました。
この駐車場は、以前からある「那須フィッシュランド」という、魚釣りやバーベキューができる施設と共通の駐車場になっているようです。
駐車場から見てフィッシュランドは奥にあり、今回泊まるゲストハウスは手前側にあります。


建物に入ると、諸々が新しく。
そしてデザインが個性的で面白いです。


気さくな感じのお兄さんからカードキーを受け取り、階段で2階のお部屋まで案内されました。
部屋は2階の個室と、地下1階のドミトリー(半個室)の2種類あります。
今回は個室(スタンダードタイプ)を予約していました。特別室(コンセプトルーム)も1部屋あるようです。
カードキーをタッチして部屋のドアを開けると、通路の両脇に洗面所・ユニットバスと、トイレがあります。


通路の明かりは人感センサーで、ぱっとつきました。
部屋には小さいながらもキッチンがあり、お皿や鍋、包丁などが用意されています。


その横には電子レンジと、しっかりした冷蔵庫。ドアが複数あって、冷蔵庫と冷凍庫がきちんと分かれているタイプです。
暮らせるお部屋、というコンセプトのようで、確かに食材を買ってくれば、ここで生活ができてしまいそう。
洗濯物も、同じ2階にコインランドリーがあるので、そこで事足ります。

なお、調味料は部屋にはなく、後で紹介する1階の共用スペース内にありますが、共用スペースのものは持ち出しは不可、とのことでした。
ベッドはシングルサイズ。
下に補助ベッドがしまってあるので、2名で泊まるときは取り出して使うようになっています。




タオル、歯ブラシ、浴衣といったアメニティはありません。
自分で持ち込むか、フロントで購入する形になっていました。
寝巻のレンタルはなさそうだったのを事前に確認して、部屋着を持っていきました。
また、地下のドミトリーは、カーテンで仕切られている半個室とのことで、完全な相部屋、というわけではなさそう。
女性専用のドミトリーもあり、入り口から分かれていました。
JAMfloor
1階には「JAMfloor」という、共用の広いスペースがあります。
基本的には宿泊者専用で、カードキーをかざして中に入ります。
キッチンもあって自炊もできます。
ドミトリーを利用している人は、ここで自炊して食事をとるイメージでしょうか。
テーブルと椅子もあちこちにあって、Wi-Fiも使えるのでパソコンを使った作業もできます。


食事をしたり、リモートワークをしつつ、談話室のように、他のお客さんと話したりできる場所、というコンセプトのようでした。
リモートワークといえば、オンライン会議をする機会も多いかと思いますが、オンライン会議用のブースも地下にあります。
温泉と風呂
フロントわきの階段を下りて地下にいくと、男女別の入り口がある自動ドアがあります。

そこを通り抜けると、正面に脱衣所への入り口があります。
脇にはいくつかドアがあって、ドミトリーへの入り口、共用のトイレ、あとはオンライン会議用の、机のある小さな個室につながっています。
脱衣所の先にお風呂があります。5人くらいは入れそうなサイズ。
板室の優しいお湯が注がれます。
アルカリ性の単純温泉で、少しとろみが感じられます。ぬるめなので、暑い季節でもゆっくり入れました。
このゲストハウスは、以前は「ほたるの湯」という宿泊施設だったようで、当時は、露天風呂やジャグジー風呂などもあった模様。
今はシンプルに内湯のみになっています。
食事(素泊まりのみ)
宿泊した時点では、宿では食事の提供はありません。
1階の共用スペース「JAMfloor」だったり、2階の個室に泊まる場合はお部屋で自炊できるようになっているので、持ち込んで食べる感じになりそう。
お隣のフィッシュランド内にレストランがあるようですが、ホームページを見る限り、ランチのみの営業になっているようです。
車で数分のところにある交差点にスーパーとコンビニがあり、もう少し先には道の駅があるので、車があれば、食事の買い物には困らないはず。


なお、「宿泊した時点では」と書いたのは、ホームページに「カフェ(未定)」とあったのを見たからです。
もしかしたら今後は、何らかのお食事ができるようになるかもしれません。
個人的感想
自分の中では割と、好みに「刺さる」宿でした。
素泊まりのみですが、自炊ができますし、疲れた時は板室の優しい温泉にさっと浸かって疲れを癒すことができます。
リモートワークをされる方なら、仕事もはかどるのではないでしょうか。
久々に、チェックアウト後に後ろ髪を引かれるというか、また泊まりに行きたいとすぐ思えるような。
暮らせるゲストハウス、というコンセプトのこの宿、実際、1泊よりも連泊するお客さんが多いとのこと。
もともと板室温泉は、高齢の方が湯治のために長期滞在されることが多い温泉地でした。
このゲストハウスは、リモートワーカーが長期滞在できそうです。
予約サイトから予約できるので、よろしければ調べてみてください。
アクセス
基本的には、車でのアクセスになります。
車
東北自動車道「黒磯板室」インターから15分。
電車・バス
東北新幹線「那須塩原」駅もしくは、JR宇都宮線「黒磯」駅から、板室温泉行きの関東自動車バスに乗り、「穴沢農協前」バス停で下車、そこから約3キロ離れています。
バスの本数も多くはありません。
写真は、コンビニやスーパーの最寄「戸田」バス停の時刻です。


関連リンク
近くの宿の宿泊記録
この宿が出てくる旅行記
公式サイト

さて、今度はどこへ行こうかな。
