ここ「静かな温泉ブログ」では、主に北関東・甲信越への温泉旅について書いています。
北関東といえば、群馬県、栃木県、茨城県の3県です・・・あれ、このブログには茨城県の温泉については出てきていないようです。
確かに、自分の中で茨城県には「温泉」のイメージがなくて、温泉旅の行き先候補に入ることはこれまでほとんどありませんでした。
それでも、いつもの温泉旅では行かない場所というのは、それなりに気になる存在。
今も正直、茨城県の温泉にはまだピンと来ていない自分ですが、茨城県方面に出かけてみよう、と時々思うのです。
温泉宿の数は?
そんな風に、自分の中では温泉のイメージがあまりない茨城県。
ただ、自分が持っている固定観念だけでそんなことを書いてしまっても良くないので、ちょっと調べてみました。
北関東の他の県(群馬県、栃木県)と一緒に、各県にそれぞれどれくらいの温泉宿があるかを、以下の条件で検索してみることに。
- 検索方法:じゃらんnetで宿の数を検索。
- エリア:群馬県、栃木県、茨城県。県別に宿の数の合計を出す。
- 日付:未定
- 宿泊人数:1名(特に意味はないのですが、自分がたいていひとりで行くので)
- こだわり条件:「温泉」を追加。
あくまでこの記事を書いている時点での件数なので、若干増えたり減ったりはあると思いますが、結果(北関東3県の、ひとり泊できる温泉宿の数)は以下の通りでした。
- 群馬県:247件
- 栃木県:171件
- 茨城県:22件
確かに茨城県は、他の北関東の県に比べれば、温泉宿の数は多くないようです。
茨城県の温泉
そこで茨城県の温泉を少し調べてみました。海沿いの大洗や、山のほうの奥久慈に、温泉があるようです。
大洗には「大洗水族館」があります。子供が水族館好きなので、どこかで連れて行ってあげたいところ。
奥久慈、というのは茨城県の北部にあって、こちらはひとりでちょっと行ってみたい。袋田の滝、奥久慈軍鶏。
数年前にJR水郡線に乗った時、ここ奥久慈を通りました。
その時は通り過ぎたのみで、実際に泊まった温泉は奥久慈のさらに先、県境をまたいで福島県の湯治場「湯岐温泉」でした。
茨城県への旅いろいろ
といっても20年以上ひとり旅をしているので、茨城県にまったく行っていないわけではありません。
いい機会なので、茨城県への旅を振り返ったり思い出したりしてみました。
乗り鉄の旅
かなり昔の話で恐縮なのですが、10代の頃、ローカル線に乗りに茨城県に行ったことがあります。乗ったのは以下の路線。今は廃止になっている路線もあります。
- 関東鉄道竜ケ崎線
- 鹿島鉄道(廃止)
- 日立電鉄(廃止)
- 茨城交通(現:ひたちなか海浜鉄道)
何しろ古い話なので、最近の「ひたちなか海浜鉄道」の様子は、ひささんのブログをご覧ください。自分が行ったのはもう、20年以上前のことですので。。
水郷への旅
しばらくの間「小京都」や「小江戸」と呼ばれる古い街を歩くのに凝っていたことがあります。
その時期に、千葉県の小江戸「佐原」を歩いた後、JR鹿島線で少し北に上がって千葉県から茨城県に入り、水郷の潮来(いたこ)に寄ったのでした。
潮来といえば、十二橋めぐりの遊覧船が有名です。
ひとり旅で、他に観光客もいなかったので乗るつもりはなかったのですが(ひとりで乗ると5,000円くらいしたので)、船着き場でおばあちゃんに説得?され、乗ったのでした。
ひとりで貸切で乗ることになったので、お値段は若干サービスしてもらった記憶があります・・・まあ、ひとりで乗るものではない気がしますね。(苦笑)
また、少し前まで、個人的に「関八州の一ノ宮を回る」というテーマであちこちの神社を巡っていました。
常陸国(茨城県)の一ノ宮「鹿島神宮」へもお参りしています。東京から高速バスがたくさん出ていて便利に行けた日帰り旅でした。
温泉旅の、その途中
それから、静かな温泉ブログでも取り上げている温泉旅でも、茨城県は何度か通っています。
先ほども少し書きましたが、福島県の湯岐温泉に泊まった時、JR水郡線で茨城県を南北に通り抜けたのでした。
また、その翌年、栃木県東部の「馬頭温泉郷」に行った時も、茨城県経由で栃木県に入っています。
馬頭温泉に向かう途中で、SL列車で有名な「真岡鐡道」に乗ったのですが、真岡鉄道のスタートの下館駅は茨城県にあります。
今度行くのは、
久しぶりに温泉旅に行くことにしたのですが、久しぶりついでに、茨城県を経由して温泉に行くことにしました。
今回も茨城県が経由地なのはごめんなさい。茨城県内の温泉宿で、休前日にひとりで泊まれるところがあまり多くなかったのです。
その代わり、と言ってはあれなのですが、経由するだけではもったいないので、温泉に行く前に観光もしたいと思っています。
そんなこんなで
今の自分の温泉旅は、時間と予算の制約もあって、限られた機会でふっと出かける、という感じです。
その「機会」が、ひとり旅しにくいハイシーズンだったりすることもあり、そうなると、宿泊施設の多い温泉や、温泉が集まっている地域を目指すことになります。
その方が検索して見つかりやすいのです。
そうなると、北関東でも温泉の多い、群馬県や栃木県に足が向いてしまうのでした。
ただ、茨城県(方面)にも温泉はありますし、この機会に、旅先の検討をする際にもうひと工夫、茨城県(方面)も候補に入れるのも良いだろうなと思いました。
今の自分が同じところに繰り返し行くようになっているので、スパイスを加えるというか、ちょっと考えてみるのも楽しそう。
さて、今度はどこへ行こうかな。