温泉好きのお湯

ひとりふらり、静かな温泉旅のブログです。主な行き先は北関東・甲信越。今度はどこへ行こうかな。

静かな温泉旅への「出口戦略」を勝手に想像する

2020年5月になりました。

当初は5月6日までとされていた「緊急事態宣言」は延長が決まり、5月いっぱいまで続くことになっています。

5月いっぱいまでと言いつつも、それでこの緊急事態宣言が本当に終わるのかどうかは、今は半信半疑、という気持ちでおり。

ただ、経済への影響を考えつつ、日常の生活スタイルをシフトさせていくことが検討され始めているはずです。

それでも旅行は「不要不急なもの」になってしまうでしょう。最後まで「控えたほうがいいもの」カテゴリーの中に残りそうです。

と言いつつ、世の中がどうなったら「静かな温泉旅」に行けるようになるだろうか・・・というのを考えてみました。

最初におことわりしておきますが、自分は医療関係の専門家ではありません。

また、自分自身、緊急事態宣言の期間中は自宅で過ごしていますし、引き続き、国や自治体の要請に沿った対応を心掛けていきたいと思います。

 

収束って?

「今の流行が収束したら旅行に行きたい」と思っている人は多いと思うのです。

もちろん、自分だって同じくで。

でも、収束って何だろう? と考えた時に、当面の間はしばらく収束することはないだろうなと思っています。

自分の持っている「収束」の具体的なイメージは、こんな風です。

  1. 特効薬が国によって承認され、インフルエンザと同じくらいのレベル感で処方できるくらいに流通すること
  2. ワクチンが開発され、同じくインフルエンザと同じくらいのレベル感で予防接種ができるほどの十分な量が準備されること

この辺がクリアされないと、収束とは言えないかと。

(日本以上に流行している国はたくさんあり、本当の収束は、世界レベルで改善されることになるだろうなと思いますが、ここではあくまで日本国内の話をします。)

ただ、日本国内に限っても、まだまだ収束までは時間がかかるでしょう。

1の特効薬は、報道によればいくつか国内で承認準備中の薬があるようで、早ければ5月中にも承認される、という話になっています。

承認されても、十分な在庫が必要だと思われます。承認後すぐに多くの人へ処方が可能になるとは思えないです。

2のワクチンも急ピッチで研究が進んでいるようですが、いきなり今年の冬に整うことはないように思います。

なので、特効薬もワクチンもない、という状況が当面の間続くだろうな、と思っています。

 

これからの季節

夏は一瞬で駆け抜ける

次に、 これからの気候について考えてみました。

日本の場合、6月になり梅雨入りすれば湿度が上がります。気温も上がっていき、梅雨が明ければ夏になり。

その気候の変化が、もしかしたら流行の度合いに良い影響を及ぼすかもしれません。もちろん、及ぼさないかもしれません。

ということは、もしかしたら、ベストケース(願望込み)で、梅雨以降、夏までは束の間的に「小康状態」がやって来るかも・・・と思って(願って)います。

ただ、仮に「小康状態」がやってきたとしても、その時点でも旅行は「控えた方がいいこと」カテゴリーにあるでしょう。薬もワクチンも、まだなのです。

さらに、2020年の日本で夏はいったん小康状態になったとしても、寒くなってきてから流行が本格化するとしたら、また世の中が停滞するかもしれず。

 

そもそも6月と夏は

2020年は特別な状況ですが、もともと6月から夏にかけては、温泉旅のベストシーズンとは言えない時期です。

まず、梅雨入りすれば雨の日が増えます。

雨の時期は、あまり出かけたいと思わないのではないでしょうか。個人的にも、月別で出かけた回数の最も少ない月が、6月でした。

ただ、一度宿にチェックインしてしまえば、あとは屋内なのであまり雨を気になりません。雨に降られつつ入る露天風呂がちょっと、という人は結構いそうですが。

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やがて梅雨が明けると気温が上がります。

暑い季節に温泉に足を運びたい、という人は多くないかも知れません。お湯の温度が熱い温泉は余計に入るのが辛いのです。

そういう意味では、そもそも夏は静かな温泉旅に向いているのではないかと。

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一般的な温泉旅でイメージされるのは、秋と冬ではないでしょうか。その頃にはおそらく、流行がまた活発になってくるだろうなと思っています。

なので、梅雨から夏にかけてのワンチャンスを、期待しているということです。

ただ、梅雨入り以降、万が一状況が劇的に良くなっていたとしても、静かな温泉旅は「気を付けながら、おそるおそる」やる必要があるでしょうね。

 

電車・バスのこと

温泉地に出かけるのには、移動が必要です。

自分の場合、静かな温泉旅の移動手段は電車かバスになるのですが、

  • 乗る前や、降りる時の駅やバスターミナルの混雑。
  • 移動中の車内の混雑

が特に心配ではあります。

乗り場のこと

電車やバスに乗るときの、駅やバスターミナルはこれまで多くの人でにぎわってきました。今(2020年5月)は閑散としているようですが。。

この「乗り場の混雑」をどうすれば回避できるでしょうか、難しいところです。

例えば首都圏から各地に向かう電車・バスなら、東京駅や新宿駅から出発するのをあえて避ければいいのかもしれませんが・・・

中央線の特急「あずさ」に八王子駅から乗るとか、関越自動車道を走るバスに、川越市内のバス停から乗るとか・・・

でもそれだけで、大きく時間をロスしてしまいそう。あまり、現実的な策ではないですね。。すみません。 

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車内のこと

また、乗客が多いのも不安材料になりそうです。

現時点では、電車も高速バスも多くが運休しています。なのでもしかしたら、混雑とは無縁の世界なのかもしれませんが、こればっかりは利用しないと分かりません。

高速バスの一部では、いわゆる「3列独立シート」のように隣の席との間に必ず通路があったり、追加料金を払って2席をひとりで使るプランがあったりします。

また、特急列車のグリーン車にも、隣の席がないものも一部あります。縁がないですが、新幹線の「グランクラス」も。

今後、そういった「人との距離を取る」取り組みが、鉄道会社やバス会社で検討されていくかもしれませんね。

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宿のこと

温泉宿も、自治体の要請を受けて5月6日まで休業されていたところが多かったのですが、徐々に営業再開される宿も出てきました。

宿のホームページを見ていると、営業している宿は従業員の体調チェック、宿の換気・消毒以外にも、宿ならではの対策を取っているようですね。

予約を絞る

宿の中には、営業するにあたって、予約を絞っているところもあります。

  • その宿のある県内のお客さんのみOK
  • 常連さんの電話予約のみOK
  • 近隣の工事関係の方のみOK

という感じですね。

お部屋の配慮

宿にチェックインすると、たいていは宿の方がお部屋に案内してくださいます。その後も布団の上げ下げや、お食事等の案内などがありますね。

そういった、宿の方とお客さんとの接点を簡素化するために、布団はチェックイン前に敷かれている、もしくはお客さんが自分で敷くようになった宿もあるようです。

また、全ての部屋を提供しないで、お隣の部屋を空室にする等して、お客さん同士の距離を取るようにしている宿もありました。

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お部屋や個室での食事

宿での食事は、人と人との接点が多く生まれがちです。

普段は食事会場で食事を提供していた宿も、これを機会に食事をお部屋もしくは個室でいただけるように変えた宿を結構見つけました。

そうすれば、他のお客さんとの接点はぐっと少なくなります。

さらに、宿の方が料理を提供するときも、料理の説明は少なめにするとか、料理を一度に出すとか、そのような対応を取っているところもありました。

また、素泊まりや夕食のつかないプランであれば、もし宿が食べ物の持ち込みがOKなら、ですが、お弁当などを持ち込んで食べるのが安心かもしれません。

個人的に、ここ最近は素泊まりや朝食のみのプランで泊まる機会が増えたのですが、外食は慎重にした方がいい気もします。

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貸切風呂

お風呂でも、他のお客さんと一緒になることが多いです。

そこで、お客さん同士の接点をなくすために、大浴場を時間を絞って貸切にするサービスを始めた宿をいくつか見つけました。

普段であれば、大きなお風呂を独占できるかどうかは運次第でした。

お客さんの少なそうな午後の早い時間や夕食の時間中などに入れば運よく独占できることもありますが、最初から貸切できる、というのはやはり嬉しいところですね。

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ということで

可能性はさておき、今後の気候次第で、静かな温泉旅へのハードルが下がるかも、ということを考えてみました。

・・・ただ、まだまだ難しそうだな、というのが本音。

でも、あらためて気づいたことがあります。

それは、自分がするような「静かな温泉旅」は、もともと人との接点が少ないスタイルだったんだな、ということ。

ひとり出かけて、混んでいない交通機関を選んで、明るいうちから宿にチェックインして、貸切風呂やお部屋での食事を楽しむ・・・という。
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なので、宿が「静かな温泉旅」向けにサービスを切り替えつつあるのは、ありがたいなと思います。

 

今は温泉旅に出かけたくて、でも家の中で悶々と過ごしています。

家の中にいますが、世の中は大きく変化していて、生活だったり、価値観だったりも変わってくるだろうなと。

まだ分からないにしろ、次に自分が静かな温泉旅をしたとき、感じ方とか、考え方も変わってくることもあるかもしれません。

仮に出かけるとしたら、これまで訪ねた温泉へまた行くのだろうと思いますが、新しい気づきがありそう・・・それはそれで、楽しみではあります。

なので、旅行へのハードルが下がるタイミングまで、ひとり客を迎えてくださる宿が続いてほしい、そう願っています。

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さて、今度はどこへ行こうかな。