温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

関越交通バス「沢渡線」に乗って、沢渡温泉(群馬県)へ。

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群馬県は中之条町にある、沢渡温泉(さわたりおんせん)。

有名なキャッチフレーズは「一浴玉の肌」、ちょっと熱めのお湯に入り、湯上りは肌がすべすべする温泉です。

温泉街の雰囲気はとても静か。

同じ中之条町にある四万温泉(しまおんせん)に比べると少し知名度は低いかもしれませんが、四万温泉と同様に、JR中之条駅から路線バスで向かうことができます。

沢渡線の概要

沢渡温泉の最寄り駅は、JR吾妻線の「中之条駅」。ここから沢渡温泉まで、関越交通バス「沢渡線」が走っています。

以前は、バス会社のホームページに「ジャンボタクシー(9人)で運行」とありました。要は大きなワゴン車。

確かに初めて沢渡温泉に行ったとき(2007年)は、大きなワゴン車でした。

ですが、最近は「ジャンボタクシー(9人)で運行」の記載がなくなっています。

2019年に沢渡温泉に行ったときは、行き帰りともに、小型のバスに乗ったのでした。

週末など、沢渡温泉に行くお客さんも多いのでしょうね。9人しか乗れないとすぐ満員になってしまうので、乗り切れない人が出ないように、ということなのかなと。

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所要時間・運賃・本数

所要時間

所要時間は、中之条駅から沢渡バス停まで約25分

温泉街の中心部は、終点のひとつ前の「沢渡温泉」バス停が最寄りなので、終点まで乗らない場合も多そうです。沢渡温泉バス停までであれば、中之条駅からは約20分

このバスは途中のルートが2種類(上之町経由、山田経由)ありますが、沢渡温泉までの所要時間は変わりませんし、もちろん両方とも沢渡温泉へ向かってくれます。

運賃

運賃は片道620円

Suicaのような交通系ICカードは、2020年4月から利用可能になりました。

本数

1日あたりの本数は平日、土日祝日ともに8本。中之条駅の電車の時刻と一緒に、事前にバス会社のホームページで時刻を調べておいた方が良さそうです。

kan-etsu.net

最終バスの時刻

最終バスは17時過ぎに中之条駅を出ます。(2019/11現在)

なので「平日の夕方に都内を出て夜遅くにチェックインする」ということはできません。遅くに行く場合は、駅からタクシーを利用することになります。

沢渡線に乗ってみた

では、バスに乗って沢渡温泉へ向かってみましょう。

最寄り駅のJR吾妻線の中之条駅は、特急「草津」も停車する、吾妻線の中では少し大きな駅です。 www.onsen-oh-yu.com

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沢渡温泉行きのバスはJR中之条駅前のロータリーの左側から出発します。沢渡温泉ゆき、と書かれたカモシカが目印。

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駅を出てすぐのところにもカモシカがいて、そこにもバスが止まっていることがありますが、そちらは四万温泉行きのバスなので、間違えないようにご注意ください。

www.onsen-oh-yu.com

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バスは電車からの乗り継ぎのお客さんを待ってから出発。駅員さんとバスの運転手さんが連携して、乗り遅れがないようにしています。

駅を出て左に曲がり、町を抜けていきます。

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信号をいくつか過ぎて脇道へと入っていき、やがて車窓は田畑が目立つようになり。

頻繁に道を曲がっていくので、おそらくは地元の人が住んでいるエリアをあちこち回りながら、沢渡温泉を目指しているのだと思われます。

道が細くなり、少しずつ登っていきます。窓の外には田畑より木々をよく見るようになり、沢渡温泉の看板が見えたところでバスはまた右に曲がり。

坂を登りきったところで、沢渡温泉の温泉街へ入っていきます。

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「沢渡温泉」バス停があり、ここで多くの観光客がバスを降ります。いったんここで、ご乗車お疲れさまでした。

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お客さんをだいぶ降ろして身軽になったバスは、共同浴場の脇を抜け、温泉街のちょっと急な坂を下っていきます。

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下りきってから、温泉街のはずれに出て川を渡り、その先で向きを変え、橋に戻ったところが終点の沢渡バス停。

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若干温泉街からは離れていますが、終点付近にも数件の宿があります。

ご乗車お疲れさまでした。バスはすぐに中之条駅行きに変わり、坂を上って温泉街へと入っていきます。

まとめ 

関越交通バス「沢渡線」。JR中之条駅と、沢渡温泉とを結ぶバスです。

本数は1日8本と少なめなので、行く前にバスの時刻を確認しておきましょう。

中之条駅から温泉街まで約20分、片道620円です。ICカードは使えません。

温泉街の中心にある宿へは終点の1つ手前のバス停で降ります。宿によっては、終点の沢渡バス停が最寄りになります。

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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