新潟県の上越市に行く用事があったので、現地の温泉宿に前泊することにしました。
予算的に安価に泊まれる宿で、かつ、泊まったことのない温泉地をあれこれ検討した上で、今回は赤倉温泉にしてみました。
いくつか良さそうな宿があったのですが「ほてる千家」に決定。
通常プランより安い「ごくろーさん!スーパーecoプラン(5,963円)」を予約したのでした。
(2017年10月宿泊)
建物とお部屋
長野から、しなの鉄道北しなの線に乗り、終点の妙高高原駅から赤倉温泉行きのバスに乗ります。
やってきたマイクロバスはまず小学校へと向かい、小学生を10人ほど乗せます。
平日はスクールバスも兼ねているようです。
小学生を乗せてからもバスは温泉にまっすぐ行かず、集落やペンション村に寄り道してから、赤倉温泉に着いたのでした。
ほてる千家は赤倉温泉の温泉街のメインストリート沿いにあります。
入って声をかけると宿の方が出てこられて、階段を上って2階の部屋に案内されました。
すでに布団が敷いてあります。
民宿みたいな6畳間。洗面所、トイレ、冷蔵庫は共用です。
なお、すっかり忘れていて、宿に着いてから気が付いたのですが、5,963円プランはecoプランなので、アメニティが歯ブラシとフェイスタオルのみでした。
ということで浴衣、バスタオルはついていません。
必要な場合は、有料で借りることになります。
温泉とお風呂
2階の奥に男女別の内風呂があります。
少し熱めで、やや硫黄泉の香りがするお湯がかけ流されています。
温泉の色は透明ですが、時折湯の花が混じっています。
匂いは赤倉のさらに奥にある燕温泉と似ているような気もしました。
男湯の目の前にマッサージチェアがあって、無料で使えました。
お風呂上がりのマッサージチェアって気持ちがいいですね。宿泊客も少ない日だったので、独占してしまいました。
食事
今回は平日の宿泊だったので、温泉街の飲食店が夜に営業していないと困るなと思い、2食付きのプランで予約しました。
食事は夕食、朝食ともに、1階の奥の階段を下りた先にある食堂に用意されていました。
夕食
こちらが夕食。地元妙高市のお酒「鮎正宗」と一緒にいただきました。
恐らくスタンダードプランより品数は少なめなのでしょうが、5,963円で2食付くのですから、十分です。
日本海に近いエリアだからか、海産物が多めでした。
特にエビが多く、天ぷら、お刺身、焼きえびと、種類は違えど3尾。あとはホタテのバター焼き。


朝食
朝食はこちらです。お茶とごはんはセルフサービスにて。さすがの新潟県、お米がとても美味しかったです。




赤倉温泉の温泉街
チェックインした日の夕方と、チェックアウト後に少し温泉街を歩いてみました。
標高800メートルにある温泉街はややガスっています。
飲食店は正直、やっているかどうか分からないところが多かったのですが、お土産屋さんはシーズンオフの平日でも何店か営業していたのでした。
そう、赤倉温泉はスキーシーズンが繁忙期なのです。
翌朝は、奥のほうまで散歩してみました。
坂を上っていった先に足湯がありました。
バスは足湯のところから出るようなのですが、時間が余っていたので、せーので1時間かけて、妙高高原駅まで歩いたのでした。
(かなりの距離なので、歩くのはお勧めしません。)
温泉街で買ったクレープを食べて歩きながら、バスに追いつかれそうになったタイミングでバスに乗ればいいかな、と思って歩いていたのですが、駅に着く直前までバスに追いつかれることはありませんでした。
個人的感想
スキーシーズンでない赤倉温泉は割と寂しいところですが、泉質はいいですし安く泊まれる宿も多いです。
今回も、4か所宿の候補があってどこに泊まろうか迷ったくらいです。
安いプランゆえの制約はありましたが、通常プランも8000円程度で十分お得です。
なお、宿泊料金は「ゴクローサン」こと、5,963円(消費税込み)でした。
スキーシーズンではない時期の平日1名泊で、2食付きです(入湯税と、夕食で注文した日本酒は別途)。
最新の宿泊プランは、予約サイト等をご確認ください。
アクセス
しなの鉄道北しなの線・えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン「妙高高原」駅から妙高市営バスに乗り「赤倉中央通り」バス停下車、すぐ。
関連リンク
近くの宿の宿泊記録
この宿が出てくる旅行記
公式サイト
さて、今度はどこへ行こうかな。