温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

10月某日静かな温泉旅 新潟県・赤倉温泉へ('17)

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毎年に少なくとも1度、決まった友人2名と集まっています。

以前はみんな首都圏在住だったのですが、今は離れ離れになっていて、頻繁に会うのが少々難しくなり、会うイコールどこかへ遠征、という感じになっており。

いつの間にか、会うことを「〇〇サミット」だなんて呼ぶようになりました。

2017年は「上越サミット」ということで、新潟県は上越市で集まってきました。

そういう意味では、今回は、友人と合流するまでは「ひとり温泉旅」です。 

旅の計画

このときの「上越サミット」のメインイベントは、10月に上越市の高田で開催される「謙信SAKE祭り」。

上越市近辺には温泉もあるので、サミット前に温泉宿に泊まることを考えました。泊まったことのなかった、赤倉温泉の宿にひとり前泊することにしました。

最初は、越後湯沢から北越急行ほくほく線で上越市に向かい、日帰りしようかなとも考えたのですが、やっぱり泊まりたくなったわけです。

赤倉温泉に前泊するとなると、長野県側から向かうことになります。

長野までは高速バスで行くことも考えましたが、そうすると長野駅から先の乗り換えが難しくなるので、今回は新幹線あさま号で行くことにしました。 

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1日目(東京→長野→赤倉温泉)

ということで、まずは北陸新幹線で長野駅へ。天気は曇り。

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すっかり新しくなった駅ビルの中でそばをいただき、ちょっとお酒を試飲したりしてから、在来線のホームへ降りていきます。

今回はここから「しなの鉄道・北しなの線」で妙高高原駅を目指します。以前はJR信越本線だったのですが、北陸新幹線が金沢まで開通して会社が変わりました。 

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しなの鉄道の古びた115系電車は、北信の山々を眺めながら少しずつ坂を登り、トンネルをいくつかくぐって、終点の妙高高原駅へ。

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5年ぶりにやってきた妙高高原駅。JRだったころと大きくは変わっていないのですが、少しポスター等が増えたような気もします。

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駅前は変わらず、静かです。唯一あったお土産屋さん、今も営業していました。

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ここから赤倉温泉までは、妙高市の市営バスに乗ります。やっててきたバスはマイクロバスで、数名の観光客を乗せて出発です。

途中に寄った小学校で学校帰りの小学生を載せ、別荘地やあちこちを迂回して寄り道しながら、ようやく赤倉温泉へと到着。標高が高いのか、少々肌寒く。

登山シーズンも終わり、スキーシーズンの前でもある赤倉温泉は、これまた静かだったのでした。

飲食店も何件かあるのですが、やっているかどうか分からなかったので、宿は2食付きで予約しておきます。

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チェックインして荷物を置き、ひと風呂浴びてから、少々ガスっている温泉街に出て、お土産屋さんを見て回ったりしました。 

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そうして宿に戻ります。浴衣やアメニティがつかない格安プランで予約したのに、寝間着を持ってくるのを忘れていたことを思い出しました。。 

2日目(赤倉温泉→高田→上越妙高→東京)

宿で朝食をいただいてからチェックアウトし、赤倉の温泉街へと出ます。天気は曇っていましたが、雨は降っていません。このまま持つことを願いつつ。

妙高高原駅までの市営バスが来るまでは少し時間があったので、赤倉温泉をもう少し散歩してみます。

赤倉が賑わうと思われるスキーシーズンまではもう少し先なのですが、それもあってか温泉街は人もまばら。大半のお店は開いておらず。午前中だからかな?

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自分が5年前に妙高山登山をしたとき、下山後に温泉に入った温泉宿があったのですが、どうなっているか見に行ってみると、残念なことに廃業していたのでした。

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草ぼうぼうのゲレンデを眺めてから、温泉街の奥にある足湯まで歩きました。妙高高原駅行きのバスはここ足湯のそばにあるバス停から出発です。

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まだバスの時刻までは少し間が空いています。お店も開いていないので、ちょっと時間を持て余し気味。

で、ふと思いつく。「よし、歩くか!」

Googleマップによれば、ここから妙高高原駅までは直線距離で徒歩1時間ちょっと。

一方、バスは40分後に来て、あちこち寄りつつ20分かけて駅に着くので、着く時間はさほど変わらなそうなのです。

そうして、ずんずん温泉街を抜けて駅まで歩いてみることにしました。

途中のクレープ屋さんでクレープを買います。開店早々だったらしく、ふいに入ってきたお客(→自分)にお店の方も驚いた模様。

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ちょっとした栄養補給にクレープをいただいて、さあ行くぞ、と。

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温泉街を抜け、延々とまっすぐと道を下っていきます。下り坂だと、足取りも軽やか。でも距離はあるので、結構な運動であることは事実。。

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国道に出て右に曲がり、途中のセブンイレブンでトイレ休憩をして、駅への道へと曲がります。

そろそろ駅だな、となったところで、ようやくバスに追い越されたのでした。差し切ってバスの勝ち、ではあります。でも僅差でした。頑張った。すっかり疲れました。

ここ妙高高原駅から乗る「越後トキめき鉄道"妙高はねうまライン"」の電車はロングシートです。

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高田駅までは結構あって、40分ほどの電車旅。途中、二本木駅でスイッチバックして方向が変わります。ここで、豪華な料理が楽しめる列車「雪月花」とすれ違い。

www.echigo-tokimeki.co.jp

北陸新幹線の駅がある上越妙高駅に停車します。少し人が多く乗ってきて、その2つ先の駅が、高田駅。

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ここで友人と合流。「謙信SAKE祭り」の会場へと向かったのでした。

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商店街のアーケードが歩行者天国になっており、いろいろなお店が出ていてお酒や食べ物が売られています。試飲・試食もあり。

美味しい地酒もそうなのですが、食べるものもすべてが美味しい。さすが、うまさぎっしり新潟県、です。

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あちこちぶらつき、少しずつ飲んだり食べたりをして堪能しました。やがて空が段々と暗くなってきます。もうそろそろ、お開きの時間。

こうして見ると、高田駅って立派な建物ですね。

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帰りは高田駅から上越妙高駅に出て、北陸新幹線はくたか号で帰ったのでした。新幹線に乗ったころにはもう、空は真っ暗で。

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また来たいと思います。

今回の旅のまとめ

  • 秋の赤倉温泉は、スキーシーズンの前なので静かに温泉を楽しむことができそうです。
  • 赤倉温泉の最寄り駅、妙高高原駅から赤倉温泉までは約6キロ。歩いたら1時間そこそこなので、バスかタクシーでどうぞ。。
  • 「謙信SAKE祭り」は、2018年も10月20日、21日に開催予定です。できれば地元の温泉宿に泊まりたいですが、新幹線を利用すれば日帰りも可能です。

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さて、今度はどこへ行こうかな。 

 

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