少し前に予告したとおり、茨城県方面への温泉旅に行ってきました。泊まったのは茨城県のさらに先、福島県はいわき湯本温泉。
初訪問の旅行記を、さっそく書いてみました。あらかじめお伝えしておくと、2日目がグダグダではあります。
旅の計画
宿泊先は福島県のいわき市ですが、途中で茨城県の県庁所在地、水戸に立ち寄ることにしていました。水戸黄門で有名な街。
水戸に行ったことがこれまで2度しかなく、あまり観光っぽいこともしてこなかったので、ちょっと観光地も見てみようと思っています。
水戸に寄るのですが、交通費を少し節約したかったこともあり、水戸までは高速バス「みと号」に乗ることにしました。
水戸駅からは常磐線の特急ひたち号で、一気にいわき湯本温泉へ向かうことにしています。
温泉街は飲食店も多そうだったので、夕食は温泉街でいただくことにし、食べログで少しばかり事前に調べておきました。
1日目(東京→水戸→いわき湯本温泉)
まずはみと号に乗る
天気は晴れ。高速バス「みと号」は、東京駅の八重洲口から出発です。
運行本数が多く、予約が要らないので、特に時間を決めずに朝に家を出て東京駅へと向かいました。
東京駅に着いたとき、次のみと号がそろそろ出発するタイミングだったので、急いで乗り込みました。運賃は降りるときにSuicaでピピっと支払い。便利ですね。
とても狭い車内ですが、Wi-Fiも使えました。速度はさほど出ていませんでしたが、車内のWi-Fiなので、そんなものかもしれません。
さてバスは東京駅を出てすぐ、首都高速道路に入っていきます。3連休だからか、それとも都心だからいつもそうなのか、首都高速は混み気味のよう。
水戸へ向かう
早起きしたので眠くなってしまい、ウトウト。
目が覚めると、すでに常磐自動車道に入っていました。この先で事故があって渋滞している模様で、バスはまたスピードを落としていきます。そこでまた眠くなり。
次に目が覚めた時、バスはもう茨城県内に入っているようでした。運転手さんが、バスが30分ほど遅れていると告げます。30分遅れで済んで良かったです。
これが3連休中の関越自動車道や中央自動車道であれば、1時間以上は平気で遅れるものですから。
バスは郊外の小さなインターで高速道路を降りて、近くのバス停へ。ここで多くのお客さんが降りていきます。
そこから水戸の中心部へと向かっていきます。建物が少しずつ増えてきました。
いくつかのバス停に停車し、お客さんがぱらぱら降りていくのですが、皆さん何故かせっかちで、バスが停車する前に降りる支度をして、一番前まで進んでくるのでした。
水戸駅に着きます。終点は南口ですが、まず北口に寄るのでここで下車。3年ぶりの水戸駅です。
水戸観光
朝を食べずに出てきてしまい、お腹が空いています。お昼候補は2か所あって、
- 茨城県の地ビール「常陸野ネストビール」が飲める、ブルワリー直営のお店に再訪する。
- 常陸秋そばをいただく。
帰りにも水戸に寄るつもりでいたので、地ビールは帰りにいただくことにし、今回は秋そばをここのお店でいただいてきました。
そば屋に行くと、いつも天ざるに地酒ばかり頼んでしまう自分ですが、今回も野菜天ざると地酒を注文。
地酒は結構種類があります。水戸の吉久保酒造の地酒「一品辛口」を注文。
天ぷらはまいたけ、なす、サツマイモ等々。やっぱりできたての天ぷらは美味しいですね。暖かいので抹茶塩でいただきます。特にまいたけが美味しかったです。
ちなみに温泉旅に行ったときにお昼に天ざるを頼むと、その日の夜、宿の夕食でも天ぷらが出てきます。そう、1日2天ぷら。
ですが、今回は夕食をつけていないので、安心して(?)天ぷらを注文しました。
まあ、1日2天ぷらと言いますが、2度目の天ぷらは冷えていることも多いので、やはり天ぷらはお昼に出来立てをいただくのが良いと思います。
長くなりましたが、おそばも美味しくいただきました。
さてさて、せっかく水戸で少しだけ時間があるので観光したいと思います。そう多くは見て回れませんが、偕楽園のほうには行ってみようと。
バスの案内所で400円の「水戸漫遊1日フリーきっぷ」を購入。400円です。これで、偕楽園近辺までのバスが乗り放題に。
路線バスに乗って、静かな水戸の街中を通り抜けていきます。
そこから少し歩いて、まずは偕楽園の手前にある常磐神社にお参り。ちょうど七五三の時期で、和服を来たお子さんと、その親御さんがたくさん来ていました。
お参りして御朱印をいただきます。
授与所のお姉さんが、御朱印をお願いする前から手を出して自分を待っていました。自分が御朱印をいただこうとしていたのを、見抜いていたのかもしれません。
それから、神社の奥にある偕楽園へ。梅で有名な偕楽園はシーズンオフ。少しだけ歩いてみました。湖もあり、その脇を常磐線の電車が通っていきます。
ちょっと歩いて満足したので、バス停へと戻ります。次のバスまで20分ほど待つようだったので、隣のバス停まで歩いてみました。お隣のバス停は、その名も「雷神前」。
目の前に、これまた神社が。「別雷皇太神」。関東三雷神、とのこと。
ここでもお参り。こちらはわんこが寝そべっている、のどかな神社です。
御朱印をいただき、雷神前のバス停に戻ると、ほどなくしてバスがやってきました。そうして水戸駅へと戻ります。
次のひたち号まで少し時間があるので、コーヒーでもいただくことにしましょう。茨城県のコーヒーということで、駅ビルにある「サザコーヒー」へ再訪。
「徳川将軍カフェラテ」で少々くつろいでから、駅のホームへと向かいましょう。
ひたち号に乗って、いわき湯本温泉へ。
やってきた特急ひたち号、ここ水戸駅でたくさんのお客さんが降りていきます。
乗ってみると空いていました。海側の席を予約したつもりでしたが、乗ってみると山側でした。
ひたち号は結構なスピードを出して、茨城県を北上していきます。日立駅を過ぎてから海が少し見えてきたので、海側の席に移って海を眺めました。
車窓から見える家が多いです。結構人口も多いところなのでしょうか、と思ったら黒い牛を発見。これが常陸牛?
その向こうにはちらちらと海が見えます。踏切のそばでは、子供たちがこちらに手を振っているのも見えました。
水戸から1時間ほどで、いわき湯本温泉の最寄り駅「湯本駅」。ここで下車。時計は15時を回っていましたが、少しずつ夕方が近づいているようです。
静かな温泉街の、夕方と夜と
駅前にあった旅館組合で今宵の宿の場所を聞いて、銅像があちこちにある温泉街を通り抜けていきます。
まだ少しチェックインまで時間があるので、実は今回の温泉旅で一番行ってみたかった「温泉神社」へと向かいました。
入り口のわきにある石碑の上から温泉が注がれているのが分かりますか?
階段を上って本殿へ。静かな温泉旅のブログをこれからも続けていけますように、とお祈りして、御朱印とお守りをいただきます。
今日の宿へは、ここからすぐです。
夕食のお店はどこが良いか、宿のご主人にお勧めをいくつか紹介してもらいました。食べログで調べていた魚のお店はボリュームが多いとのことで、断念。
教わった中で宿の近くの焼鳥屋に入ってみました。
地元いわき市内に何店舗かあるお店のようです。
店員さんも親切で、2度目以降の注文は席にあるタブレットでします。価格もリーズナブル。予約の電話が頻繁にかかってきています。人気店のようです。
串もお酒も美味しかったので飲み過ぎました。飲んだ地酒は「いわきろまん」と「又兵衛」。ともにいわきの地酒です。
ほろ酔いで覚えてないのですが、夜の温泉神社も撮っておりました。ライトアップされていたようです。後でカメラ内の画像を見て知りました。
2日目(いわき湯本温泉→水戸→東京)
嗚呼、どうやら昨晩は飲み過ぎてしまったようです。控えめな量の朝食がありがたく。
チェックアウトしてから温泉街をふらふらしようとも思ったのですが、その元気もありません。
湯本駅に出ると、数分で次のひたち号が来るようだったので、とっさの判断で乗ってしまいます。また1時間ほどで、水戸へと戻っていきます。
途中下車してローカル線にでも乗ろうかなと思ったのですが、その気力もなく。我ながらすっかり、お酒に弱くなったものです。
水戸駅に着きました。昨日考えていた「ネストビールのお店」に行くつもりでいたのですが、あいにく我がお腹の返事はノー。
帰りのバスは、そろそろ出るようです。
今回の旅のまとめ
- おそばが好きなのですが、水戸で「常陸秋そば」をいただくことができました。
- 茨城県も福島県も、美味しい地酒の多いところですね。
- いわき湯本温泉は、スパリゾートハワイアンズの近くにある大きな温泉街、というイメージでしたが、いざ行ってみると静かなところでした。
- 本当は、いわき駅まで出ていわきの中心部を歩いてみたり、茨城県のローカル線に乗ってみたりしたかったのですが・・・次回の宿題。
- 飲みすぎ注意。自戒を込めて。
さて、今度はどこへ行こうかな。