温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

温泉旅とロングシート

※このページにはプロモーションが含まれています。

交通費を節約しながら温泉に行くとき、普通列車を利用します。青春18きっぷを使えばさらにお得になります。(5枚分全消化するのが難しいので、最近は使わなくなりましたが)

普通列車に乗ると、ロングシート、クロスシート、セミクロスシートの3種類のいずれかの席が並んでいます。ロングシートはあまり好きではありません。。。

ロングシートとクロスシート

ロングシートというのは、通勤電車によくある椅子です。窓を背に、3人~7人掛け程度の長い椅子が並んでいるタイプです。中にはこんな、車両の端から端までロング、という車両もあります。

f:id:yu-snfkn:20161212225123j:plain

一方のクロスシートは、窓に沿って、2人掛けの椅子が並んでいるタイプです。

f:id:yu-snfkn:20161212225326j:plain

セミクロスシートは、ロングとクロスの両方がある車両です。ドア脇がロング、それ以外がクロス、というパターンが多いです。普通列車で旅するなら、クロスシートかセミクロスシートの車両で行きたいです。 

ロングシートはちょっと

まず、ロングシートは景色が見づらいです。車窓が背中になるので、首を曲げて無理やり見るか、反対側に座る人の向こうを流れる車窓を見るほかないわけで。子供は椅子に膝を乗せて、窓にかぶりつけばいいのですが。クロスシートなら横に車窓が流れます。

次に、何となく飲み食いしにくい。正面に人の視線があるからなのか、通勤列車でそもそも飲食しないからなのか、分かりませんが、、あまり見かけません。クロスシートならテーブルもあるし、そうでもないのですが。

あとは、端っこを確保しにくい。何となく端っこの席の方が落ち着くのですが、クロスシートは2人掛けの椅子なのでどこも端っこ。ロングシートは長いので、端っこは両端のみ、です。

関連して、パーソナルスペースがない。クロスシートは、横に人が来なければ、ちょっとした閉鎖空間ではないですが、自分のスペースになります。

f:id:yu-snfkn:20161212230454j:plain

何となく、でもありますが、ロングシートはちょっと・・・です。

ちょっと奮発してグリーン車

ということで、関東地方のJR線の一部では、普通列車にグリーン車がついていますので、グリーン車という選択肢もありです。

 グリーン車はもちろんクロスシートで、グリーン券を買わないといけないのですが、前もって買えば安く、さらに土日はホリデー料金で安くなります。

土日に事前に買えば、どんなに乗ってもグリーン券の上限が780円なので、北関東の温泉に行くときは重宝します。

群馬県方面であれば、高崎までグリーン車で楽ちんですし、栃木県方面では宇都宮まで(1日数本、その先に行くのもあり)楽ちんです。カップ酒と駅弁。最高です。

f:id:yu-snfkn:20161212231129j:plain

山梨県方面は、普通列車のグリーン車はありません。数年後は導入されるらしいのですが、まだ先の話です。。

以前は、高尾から先はセミクロスシートの車両ばかりだったものの、ここ数年で車両が入れ替わってしまい、大半がロングシートになってしまいました。

グリーン車のその先に

そう、最近は地方の電車がどんどんロングシートになっているのです。グリーン車で高崎や宇都宮に着いても、その先の電車はロングシートばかりで旅情がないという。

以前は写真のような、セミクロスシートの車両ばかりだったのですが、もう車両自体が古くなってしまっていて、都会で走っていたロングシートの電車に交換されつつあるようです。

f:id:yu-snfkn:20161212231450j:plain

上の写真の車両は115系といいまして、その後継の車両は211系というらしいのですが、その211系は大半がロングシートです。たまに、ロングシートの端っこに1つだけクロスシートの席があるのですが、トイレの真ん前という立地(?)です。

それでも、その唯一のクロスが真っ先に埋まっていることが多く、 トイレの前でもいいからクロスシートがいい、という人は多いのかもしれません。。