温泉好きのお湯

ひとりふらり、静かな温泉旅のブログです。主な行き先は北関東・甲信越。今度はどこへ行こうかな。

上越新幹線たにがわ号に乗って、群馬県・新潟県の温泉へ。

群馬県・新潟県の温泉に行くとき、一番早く移動できる交通手段は、上越新幹線。

特急なので、乗車券以外に高い特急料金がかかるのですが、上手く利用すれば安く乗れます。例えばこんな感じで。

  1. JR東日本の会員サービス「えきねっと」に入り、そこから割引がある指定券を予約する。
  2. おサイフケータイ「モバイルSuica」で特急券を買う。

さて、今回取り上げる、上越新幹線たにがわ号。(以降「たにがわ」と書きます)

上記の手段で安く乗れて、しかも比較的空いているので、群馬県や新潟県への温泉旅に重宝する列車です。

 

たにがわ号の概要

上越新幹線は、東京駅と新潟県の新潟駅とを結んでいますが、今回紹介する「たにがわ」は、東京駅と、途中の越後湯沢駅とを結ぶ新幹線です。

(一部、群馬県の高崎駅止まりの列車もあり。)

終点の新潟まで行く新幹線は「とき」です。

「たにがわ」の名前は、群馬県・新潟県の境目にある山「谷川岳」からとっています。

停車駅

ほとんどの「たにがわ」が各駅停車で、上越新幹線の各駅に止まっていきます。

東京駅を出ると、上野、大宮、熊谷、本庄早稲田、高崎、上毛高原、終点が越後湯沢。よく乗るものだから覚えてしまった・・・。

冬の季節、ガーラ湯沢スキー場が営業している期間は、越後湯沢駅の先にある「ガーラ湯沢駅」まで延長運転される「たにがわ」もあります。

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所要時間

主な駅までの所要時間です。短距離を走る新幹線なので、乗車時間は短めですね。

  • 東京~高崎:約1時間
  • 東京~上毛高原:約1時間20分
  • 東京~越後湯沢:約1時間30分
  • 大宮~越後湯沢:約1時間10分

途中の一部の駅を通過する列車に乗ると、10分程度所要時間が短くなります。

本数

上越新幹線全体では1日に約40本ほどの列車が走っていて、その約1/3が、途中までの「たにがわ」になります。

1日40本、といってもピンとこないのですが、日中は1時間に1~2本走っていて、あとは朝の東京方面と、夕方の新潟方面の列車は本数が多めになっています。

「たにがわ」は、主に朝の時間帯と夕方から夜の時間帯に走っています。お昼の時間帯は「たにがわ」はほとんど走っていません。

「たにがわ」の走っていない時間帯は「とき」を利用することになります。

車両

「たにがわ」には3種類の車両が使われています。

  • 最新型の車両「E7系」。北陸新幹線の車両とおそろいですが、上越新幹線のE7系はピンクのラインがアクセントになっています。

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  • 2階建ての車両「E4系」。通称「Max(マックス)たにがわ」。この車両は引退が近いらしく、上越新幹線で最後の活躍をしています。

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  • 以前から走っている「E2系」。こちらも引退が近そうです。

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個人的にはE4系の「Maxたにがわ」が好きです。2階建て車両と言ってもあまり狭さを感じないのと、2階建ての1階席は割と空いているのです。

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「たにがわ」には車内販売はありません。以前は2階建ての「Maxたにがわ」には売店があったのですが、今は売店跡だけが残っています。

そのため「たにがわ」に乗るときは、乗る駅で事前に食べ物や飲み物を買っておく必要があります。

ICカード

東京駅から途中の上毛高原駅までは「タッチでGo!新幹線」サービスで自由席に乗れます。交通系ICカードもしくは携帯電話のSuica(モバイルSuica)が利用できます。

www.jreast.co.jp

上毛高原から先まで乗る場合や、指定席を利用したい場合は、携帯電話のおサイフケータイ機能を使った「モバイルSuica特急券」が利用可能です。

ただ「モバイルSuica特急券」のサービスは2020年3月末で終了する予定になっています。

 

たにがわ号の良いところ

と、ここまで上越新幹線「たにがわ」を紹介してきました。

でもよくよく考えれば、途中の越後湯沢止まりの「たにがわ」を選ばなくても、別に新潟行きの「とき」に乗ってもいいわけです。

高崎まで行くなら「はくたか」「あさま」といった、北陸新幹線の列車もあり。

なので、何故「たにがわ」をあえて選ぶようにしているかというと、、

  • 割引を利用しやすい。
  • 指定席が比較的空いている。
  • 特に群馬県北部の温泉地に行くのに便利。

というメリットがあるから。それでは、その割引について、どんなものがあるかまとめてみます。

トクだ値

JR東日本には、新幹線や特急列車の指定席に安く乗れるネット予約のきっぷ「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」というものがあります。

JR東日本の予約サイト「えきねっと」の会員登録が必要です。ネットで予約して、駅の券売機で紙のきっぷを受け取る仕組みになっています。

www.eki-net.com

上越新幹線にも「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」が設定されています。割引率は、10%から最大で35%。

ただ、首都圏から出発する場合、高崎・上毛高原・越後湯沢まで「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」が設定されているのは「たにがわ」のみ。

なので、群馬県内もしくは越後湯沢まで新幹線にお得に乗りたい場合は「たにがわ」の「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」を選ぶことになります。

なお、たにがわの「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」は比較的購入しやすい印象です。他の列車だとそうもいかず、すぐに売り切れてしまいがち。

www.eki-net.com

ちなみに、一番割引率の高い「お先にトクだ値」が取れた場合、東京~越後湯沢も4,000円台で利用でき、同じ区間を走る高速バスと大差ない金額になります。

モバイルSuica特急券

携帯電話を改札機にタッチして新幹線に乗れる「モバイルSuica特急券」もお得です。(まあ、2020年3月末で終了予定ではあるのですが)

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こちらは「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」ほど割引はありません。

それでも、モバイルSuica特急券で指定席を利用した場合、紙のきっぷで自由席に乗るより安く利用できる(指定席料金が浮く)ようになっています。

また、携帯電話のアプリ上で操作するので、購入した後でも携帯電話から乗る列車や座席の変更が簡単にできます。

あとは「スーパーモバトク」という、さらに値段が安くなるプランが一部の区間で設定されています。

「たにがわ」のスーパーモバトクは、東京・上野・大宮駅~高崎駅の区間と、スキーシーズン限定ですが東京・上野・大宮駅~「ガーラ湯沢駅」までの設定があります。

越後湯沢駅までのスーパーモバトクはないのですが、ガーラ湯沢駅まで「スーパーモバトク」を買って越後湯沢駅で降りることができます。

これで、かなり安く冬の越後湯沢に行けるようになっています。

 

たにがわ号に乗ってみた

では、東京駅から「たにがわ」に乗ってみることにしましょう。

東京~高崎 

以前は昼間も走っていたのですが、最近は朝と夕方のみの運行になってしまった「たにがわ」。東京駅で駅弁を買って、空いている車両に乗り込みます。

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駅弁を食べていると上野に着いて、食べ終わったころに埼京線と並んで走り、大宮へ。

ここ大宮駅からどっと人が乗ってくることもありますが、普通の週末であれば「たにがわ」にはさほど人が乗ってこない印象です。

大宮駅を出ると、東北新幹線が右へと別れていき、「たにがわ」は埼玉県内を北上していきます。

「Maxたにがわ」の1階席は車窓はいまいちですが、まあ早いのでのんびり乗って行きましょう。

熊谷駅も本庄早稲田駅も、ホームの人はまばらです。次の高崎駅に着くと、急に都会に来たような感じがします。

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高崎~越後湯沢 

高崎駅を出ると、北陸新幹線の線路が左に分かれていきます。

高崎から先はトンネルが多い区間。トンネルに入るとゴーッと音が大きくなり、トンネルの間にある上毛高原駅へ着きます。

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ここでバスに乗り換えると、水上温泉、猿ヶ京温泉等のあちこちの温泉に行けます。 谷川岳や尾瀬に向かう登山客も、ここで降りていきます。

www.onsen-oh-yu.com

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上毛高原から先もトンネルが続きます。窓の外は真っ暗闇。それを抜けると、あっけなく終点の越後湯沢です。

冬だと、ここで雪景色に変わることも多く「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」を実感することができます。

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越後湯沢は、食べ物もお酒も美味しく、なかなかに幸せな場所です。

ご乗車お疲れさまでした。スキーシーズンは、一部の「たにがわ」が、次のガーラ湯沢駅まで足を延ばします。

 

というわけで

上越新幹線「たにがわ」は、途中の越後湯沢駅が終点の列車です。

比較的空いていることが多く、ネットの割引も利用しやすいので、群馬県や、新潟県の越後湯沢近辺にある温泉に行くときに便利な列車です。

運行している時間帯は主に朝と夕方以降になるので、日中に利用しにくいのがデメリットではあるのですが、早くて安い「たにがわ」、今後も利用していくつもりです。

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さて、今度はどこへ行こうかな。