宿には安く泊まりたいものです。安い宿を選んでいくうちに、安い理由が少しずつ何となく分かってきたので、まとめておきます。
行きづらい場所にある。
公共交通機関で行けない温泉地にある宿は、安くなる傾向にあります。
ただ、そんな宿はたいてい、最寄りの駅やバス停まで送迎してもらえるので、送迎があれば問題ないことになりますね。
あとは、首都圏から遠いと、駅近でも安くなりますね。
建物が古い。
安い宿はたいてい、築年数のたっている古い建物ばかりです。
古い建物も、味があるというか、古さゆえの雰囲気の良さ、目新しさがあるので、そういうのが好きな方には気にならないかと。
あとは古くても、内装はリフォームされてきれいになっている場合もあるのですが、そういう情報はなかなか見えてこないですね。
トイレ、洗面所が共用(もしくは、トイレが和式)。
部屋にトイレや洗面所がないのはそれなりに不便ではあります。
急にトイレに行きたくなった時に慌てますし、洗顔しているのを他人に見られるのは、特に女性は気になるのではないかと。
宿選びの必須条件にしている方も多いのではないでしょうか。
また、部屋にトイレがあっても、そのトイレが和式だったりすることも。ウォシュレットが増えてくる一方で、和式もまだ健在なのですね。そんな宿は、安いです。
民宿、あるいは民宿的。
どこまでが民宿でどこからが旅館なのか、明確な区分けは分かりませんが、布団の上げ下げがセルフだったり、宿の方が私服だったり、お食事が家庭料理だったりする宿は、安く泊まれます。
自分は割と好きです。
湯治宿。
湯治宿は、長く滞在する前提だからか、1泊あたりの料金が安くなっています。食事も素朴で量が控えめ。設備もシックです。その代わり、温泉は良いです。
素泊まり、片泊まり。
要は食事がつかない(もしくは朝食のみ)宿、プランなので、安くなります。よくよく考えると、旅館の夕食って豪華ですがその分、コストがかかっているわけですね。
同じ宿でも、2食つきのプランと素泊まりもしくは朝食のみのプランとの差額を見たら、夕食って高いなぁと思ってしまうこともあります。
チェーンの宿。
最近多い、廃業した大きな温泉旅館を大資本が買い取り、リニューアルして開業している宿です。自分は泊まったことがありませんのであまりコメントできないです。
混んでそうでお風呂にゆっくり入れなさそう、食事がバイキングで地元のものが食べられなさそう、というイメージがありますが、実際はどうなんでしょうかね。
公共の宿。
こちらも、ほとんど未経験です。ただ、検索して安い値段でヒットすることが多いです。
安い理由はよく分かりませんが、税金で建てている分、インフラのコストを宿泊者が負担しないで済むのでしょうか。
皆さんは、こういう宿はどうでしょうか?