温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

田沢温泉 富士屋にひとり泊、子連れ泊('16他)

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長野県の上田市近辺には「小県六湯」と呼ばれる六つの温泉地があり、自分のお気に入りのエリアになっています。

その中のひとつ「田沢温泉」は旅館が数件と共同湯があるだけの、ちいさな温泉地。

旅館の中では「ますや旅館」が有名です。明治時代に建てられた木造の建物で知られており、自分も泊まったことがあります。 

今回は、田沢温泉の一番手前にある「富士屋」に泊まったときのことを書きます。

一度ひとり泊をして良い宿だったのと、子連れでも大丈夫そうだったので、2年後に子連れでリピートしてみました。

(2014年3月,2016年3月宿泊)

建物とお部屋

富士屋は田沢温泉の一番手前にあります。

ひとり泊したときはバス利用だったので、青木村のバスターミナルまで宿の車で迎えに来ていただきました。

車は宿の玄関前へ。そのままチェックインします。

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割と古そうな建物ですが、2度目に子連れで泊まったトイレ付の部屋はトイレと洗面所がリフォームされていました。

なお、最初にひとり泊をしたときは、トイレなしの部屋に泊まっています。トイレがないお部屋の方が宿泊料金が安くなっていたのでした。

建物は増築を繰り返してきたのか、迷路みたいに複雑になっていて迷いそうになりますが、それはそれでちょっと面白かったです。

チェックインして仲居さんに案内されて部屋まで行くのですが、部屋までは廊下をくねくねと。

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同じ田沢温泉の「ますや旅館」の古いピンポン室が映画のロケ等で使われたということで有名ですが、ここ富士屋にもピンポン室がありました。

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温泉とお風呂

男女別の内風呂と、家族風呂が1か所があります。

男女の内風呂の向こうには、露天風呂もあります。

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出典: https://www.fujiya-h.com/onsen.html

内風呂と露天風呂とで源泉の種類が異なるそうですが、いずれもぬるめのお湯で、寒い時期は加温されているようです。

ほんのりと、硫黄泉の香りがします。

露天風呂はかなり広くて解放感があります。建物の少ない場所なので、山並みをぼんやり眺めつつ、ぬるいお湯に浸かるのはなかなか幸せ。

男湯の露天風呂には、奥の方に寝っころがりながら入れる場所もあり、夜に星を眺めてみました。

ちなみに、田沢温泉のお湯で一番泉質がいいとされるのは、共同浴場「有乳湯(うちゆ)」。

富士屋に泊まると、午前中の一部の時間帯に有乳湯へ無料で入れるようになっていました。

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普段はあまり共同湯には行かないのですが、無料なのと評判の良さが気になって有乳湯へ。

入ってすぐに体中に気泡がついて、ああこれはいい湯だな、と実感したのでした。

食事

食事場所は夕食が個室、朝食は食事処になっていました。

夕食

夕食の時間になると仲居さんに案内されて、食事が用意された他の部屋に行きます。

途中の廊下で、窓の外から見える「ますや旅館」がぼんやり明るくなっていました。あちらも夕食の時間帯なのでしょうか。

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さて、お部屋で夕食をいただきましょう。一つ一つがきれいな見映えの料理です。

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この地域は鯉料理が名物で、2014年に泊まった時は鯉の旨煮が出てきました。

あとは、天ぷら、茶わん蒸し、お吸い物等々。最後はデザート。オレンジかと思いきや、ゼリーでした。

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2016年に再訪した時はメニューが変わっており、鯉料理は出てきませんでした。鯉料理はもしかしたら好みが分かれるのかもしれません。

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朝食

次の日の朝食は食事処に用意されていました。

特に決まった時間に行く必要がなく、好きな時間に朝食をいただけるようになっています。

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上の写真は2014年に泊まった時の朝食なのですが、2016年に再訪した時は海苔の袋の記載が「富士屋ホテル」から「富士屋」に変わっていました。

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なお、食後は隣の談話室でコーヒーをいただくこともできました。

個人的感想

夕食が個室で取れて、家族風呂もあるので、子連れでも泊まりやすい宿です。

子供も露天を気に入ったらしく「おそとのおんせん、きもちよかったの」とのことだったので、喜んでくれたと思います(たぶん)。

トイレ付の部屋や、バス・トイレ付の部屋にすると、少し値段が上がるようです。

じゃらんnetによると、バス付の部屋のお風呂は温泉らしいです。

また、富士屋は国民宿舎とユースホステルも経営していて、国民宿舎もしくはユースホステルとして利用すると、もっと格安で泊まれるようです。

その辺の情報が少ないのでよく分からないのですが、旅館として泊まっても、お値段的には十分お得です。

  • 広い露天風呂と、子連れに嬉しい家族風呂があります。
  • 泉質はぬるめで、ゆっくり入れます。

 

アクセス

電車・バス

北陸新幹線・しなの鉄道線・上田電鉄「上田」駅から、千曲バス「青木線」に乗り、終点「青木バスターミナル」で下車。

そこからは宿の送迎があります(要予約)。

www.onsen-oh-yu.com

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  1. 上信越自動車道「上田菅平」インターから、国道143号線経由で約40分。国道沿いには道の駅「あおき」や、飲食店も多くあります。
  2. 長野自動車道「麻績(おみ)」インターから約30分。

関連リンク

近くの宿の宿泊記録

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この宿が出てくる旅行記

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公式サイト

www.fujiya-h.com

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さて、今度はどこへ行こうかな。

  

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