温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷを使って、栃木県の温泉へ。

※このページにはプロモーションが含まれています。

※2022年現在、発売されていません

栃木県の日光や鬼怒川温泉に電車で行くとしたら、大半の人は東武鉄道の特急「けごん」や「きぬ」等で向かうでしょう。

あるいは、日本を訪問している外国からの観光客は、JR日光線で行くかもしれませんね。 

一方で、東武とJR東日本とが共同で走らせている特急電車「日光」「きぬがわ」という列車もあります。JRの新宿駅を出て、日光・鬼怒川温泉を目指す列車です。

www.onsen-oh-yu.com

この「日光号」「きぬがわ号」(以降「日光・きぬがわ」と記載します)、東武の「けごん号」「きぬ号」(以降「けごん・きぬ」と記載します)に比べてあまり人気がないようです。

本数も少ないですし、比較的すいています。

人気がない理由の一つに「けごん・きぬ」より料金が高いことがあると思われます。そんな「日光・きぬがわ」に割安で乗れるきっぷを今日は紹介してみます。

JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷとは?

その名の通り、JR東日本と東武鉄道が共同で走らせている特急「日光・きぬがわ」に往復で乗れるきっぷです。

普通に往復できっぷを買うより、このきっぷを買った方が安くなっています。

2日間有効なので、1泊2日の温泉旅に向いていますね。

www.jreast.co.jp

お値段

「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」だと、例えば東京都区内から東武日光・鬼怒川温泉の往復で6,800円。片道3,400円になります。

ちなみに定価は片道で4,080円(新宿~東武日光もしくは鬼怒川温泉)。680円お得です。

とはいえ、それでも浅草発の「けごん・きぬ」の値段、2,940円(平日の定価)よりは高いのですが。

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どこから乗れる?

出発する場所が、東京都区内以外にも「横浜市内」「大宮~川口・戸田公園」「立川~八王子」「千葉」「大船」とあちこち設定されています。

「日光・きぬがわ」は毎日新宿駅から出発しているのですが、臨時列車で、横浜駅や八王子駅などから出発する列車がたまにあります。

ということは、例えば横浜から「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」を利用する場合は、

  • 横浜→(臨時の「日光・きぬがわ」)→東武日光もしくは鬼怒川温泉
  • 横浜→(普通のJR線)→新宿→(毎日走る「日光・きぬがわ」)→東武日光もしくは鬼怒川温泉

という感じで利用できるわけですね。

ただ、臨時列車はそこまで多く走っていませんので、基本的には新宿や池袋などに普通のJRの電車で行って、そこから「日光・きぬがわ」に乗る感じになりそう。

どこまで乗れる?

「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」で、特急列車の終点の駅、東武日光駅もしくは鬼怒川温泉駅まで特急に乗れます。

「日光・きぬがわ」の他の停車駅で降りることもできますし、行きを日光号、帰りをきぬがわ号という風に、乗り降りする駅が異なっていても利用できます。

例えばこんな風に利用できます。

行きは日光号に乗って東武日光駅まで行き、日光を観光してから鬼怒川温泉に出て鬼怒川温泉で一泊。帰りは鬼怒川温泉駅からきぬがわ号に乗る。

※東武日光⇔鬼怒川温泉は別料金

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東武日光に行きたいけれどちょうどいい時間に日光号が走っていないので、きぬがわ号に乗って下今市駅で降り、東武線の普通列車で東武日光に行く。

※追加料金は不要 

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温泉に行く場合は、東武日光駅でバスに乗り換えて中禅寺温泉や光徳温泉、奥日光湯元温泉へ行くか、  

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鬼怒川温泉駅で鬼怒川温泉に泊まるか、電車・バスに乗り換えて川治温泉、湯西川温泉、上塩原温泉に向かうパターンになるかと思います。 

www.onsen-oh-yu.com

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どこで買える?

JRの駅のみどりの窓口や、指定席券売機で買えます。

指定席券売機では「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」は見つけにくいので、自信がない方は安全策で、窓口で買いましょう。 

なお「日光・きぬがわ」は全車指定席なので、乗りたい列車に空席がないとJR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷは買えませんのでご注意ください。

まあ、あまり混まない列車ではありますが。

また、乗る当日に「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」の購入はできませんのでご注意を。    

他のきっぷとの比較

「えきねっとトクだ値」との比較

・・・と、ここまでJR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷの紹介をしてきましたが「日光・きぬがわ」にもっと安く乗る方法があります。

それは「えきねっとトクだ値」。JR東日本のきっぷ予約サイト「えきねっと」で限定販売されている、枚数限定の安いきっぷです。

「日光・きぬがわ」の割引率は20%もしくは40%。

定価が4,080円なので、3,000円前後で利用できます。

仮に40%オフになるとさすがに、浅草からの東武特急「けごん・きぬ」(平日片道2,940円)より安いですね。

なので、えきねっと会員の方であれば、まず「トクだ値」が発売されているかどうかを確認した方が良さそうです。

www.eki-net.com

東武のフリーパスとの比較(ご参考)

「日光・きぬがわ」よりも東武の「けごん・きぬ」のほうが基本的にはお得になると書いてきました。

「けごん・きぬ」に乗って東武日光駅や鬼怒川温泉駅まで行き、さらに足を延ばして、奥日光湯元温泉や湯西川温泉などにバスで向かう場合は、東武の各種フリーパスの方がお得になります。

特急券が別途必要になりますが、それでもお得になります。

tabi.tobu.co.jp

  1. まるごと日光 東武フリーパス
  2. まるごと鬼怒川 東武フリーパス
  3. まるごと日光・鬼怒川 東武フリーパス(1と2が一緒になったきっぷ)
  4. プレミアム日光・鬼怒川 東武フリーパス(3のパワーアップ版)

ひささんが先日「まるごと鬼怒川 東武フリーパス」で、鬼怒川方面を旅行されていました。

www.kzlifelog.com

これらのフリーパスは主に東武線の駅もしくは主要な旅行会社で売られています。

自分のように、近くに東武線の駅がない人は旅行会社で買うことになるのですが、発券手数料がかかるらしく、断念しました。

まとめ

「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」は、東京の西側もしくは大宮から、特急「日光・きぬがわ」に乗るときのお得な往復割引きっぷです。

但し、以下の注意点があります。

  • 「えきねっとトクだ値」(期間限定)のほうが片道で買えて、なおかつ安い
  • 東武線の特急「けごん・きぬ」のほうがそもそも安い

ということで、実際は上記の手段が利用できない場合に「JR・東武 日光・鬼怒川往復きっぷ」を検討することなりますね。

そんな微妙な存在ではありますが、個人的には今後も残ってほしいなと思います。 

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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