温泉好きのお湯

静かな温泉ブログです。今度はどこへ行こうかな。

ローカル路線バスに乗って、温泉街へ。

多くの温泉地は鉄道の駅から離れた場所にあります。そこにマイカーなしで行くとき、基本的には路線バスで行くことが多くなります。

路線バス、普段利用する分には、やれ時間通りに来ないとか、やれ渋滞すれば遅れるしとか…と、あまり好きになれないことも多いのですが、これが温泉旅になると、ローカル路線バスさまさま、になってしまいます。タクシーは高いので、バスの便があるだけありがたい!

今回は、そんな「温泉街へのローカル路線バス」のことを書いてみます。

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バスのダイヤに要注意。

時々「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」という人気テレビ番組が放送されていますが、それを見ていれば分かる通り、知らない町でバスに乗るのってダイヤが複雑だったり本数が少なく不便だったりで、なかなか大変です。

あたりに何もないバス停で、ずうっと来ないバスを待つときの不安感。。。

本数が減ってきた。

調べたわけではないのですが、地方のバスの本数は徐々に減ってきていると感じます。何年か前にバスで訪れた温泉街に再訪しようとして、バスの本数を調べてみたら減っていた、なんてこともよくあります。

事前の下調べは大切ですね。思い込んでいったら数時間の待ちぼうけ、なんて可能性もありますので。。。

平日のみの運行になっていた。

1日当たりの本数が減るのはまだしも、ダイヤ改正後に平日のみの運行になってしまうバスがあります。自分なんかは土日休みの人なので、温泉旅も土日になります。そうなると、平日しか走っていない、というバスは実質上、利用できません。。。

おそらくは、地方の路線バスって病院に行く高齢者の方や、学校に行く中高生が主な利用者なのでしょうね。そうなると、土日にバスは走らせる意味合いが少なくなると。仕方のないことですね。

一例としては、信州の湯治場「鹿教湯温泉」と松本駅とを結ぶアルピコ交通の路線バスが、以前は毎日走っていたのが今は本数も減り、平日のみの運行になってしまいました。平日に乗ったことがありますが、確かに空いていたなぁと。

路線廃止→自治体に引き継がれていた。

バス路線が廃止になった場合、その路線を地元の自治体が引き継いで走ることがあります。民間のバス会社だと厳しくても、需要があれば自治体が受け継いで走らせることがあるわけですね。最近多いかもしれません。

撤退した民間のバス会社のウェブサイトから情報が消えてしまうので、そういった「自治体が受け継いだバス路線の情報」を見つけるのはちょっと難しいです。自治体が受け継いだかな? と勘を働かせて、その自治体のウェブサイトに行けば、時間はわかるのですが。難しい。

例としては、新潟県の「関山」駅から「関温泉・燕温泉」に行くバスが、頚南(けいなん)バスから妙高市に引き継がれて走っています。

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調べたり聞いたりするしかないですね。

ということで、特にちょっとマイナーな温泉街にバスで行こうとする場合は、時間の下調べは重要です。ネットで下調べするか、宿に相談するとか、行った先の観光案内所やバス会社の切符売り場で聞く、という感じですね。

「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」で見ている通り、窓口の人は結構親切に教えてくれることが多いです、経験上。あとは、ある程度の近距離なら、宿から迎えに来てくださることもあります。

運賃が結構高い!

次に、運賃。首都圏であればバスの運賃は200円そこそこです。それに比べて地方のバスは経営が苦しい会社もあるのでしょう、結構高いです。 その割に、同じ会社が走らせている長距離高速バスのほうが安い運賃だったりするので、驚いてしまいます。

ただ、高い運賃が設定されていても、たいていはお得に乗れる手段がありますので、調べてみるといいと思います。

お得なきっぷ

「往復すると割引になる乗車券」や「乗り放題の乗車券」があります。

一例は、JR「那須塩原」駅や「西那須野」駅から塩原温泉に向かうJRバスで売られている「塩原渓谷フリーきっぷ」。2日間有効で、途中から乗り降り自由になるので、塩原温泉への旅では重宝します。

この切符だと、那須塩原駅から塩原温泉まで、通常の往復運賃2,340円が、乗り放題がついて2,050円になります。

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バスカード健在

また、ICカードの普及で最近目にしなくなってきた「バスカード」がまだ現役の地域・会社もあります。たとえば群馬県関越交通では、3,000円を払うと4,350円分利用できるバスカードを売っています。

ただこれは関越交通の全エリアで使えるわけではなく、主に群馬県北部の温泉街に行く際に利用するバスでしか使えないので注意が必要です。結構な金額ですが、例えばJR沼田駅から尾瀬戸倉温泉までは往復4,100円なので、かなりお得です。

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お得情報はネットの隅に。

こういったお得情報は、バス会社のウェブサイトで確認することができます。たいていはひっそりサイトの隅っこに書いてあるので(笑)、見つけたもの勝ちかもしれません。大きな駅であればバス会社の窓口がありますのでそこで買えますし、なくてもバスの車内で買えます。

ICカードの使えるバス

Suica等の交通系ICカードはどんどん普及していますが、このブログで取り上げている関東甲信越エリアでは、まだまだICカードで乗れるバスは少なく、現金払いが必要になってきます。

山梨県は東京都のお隣だからなのか、富士急バスと山梨交通バスで交通系ICカードが利用できます。それ以外のバス会社は、まだまだのようです。

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ローカル路線バスの乗り心地

さて、そんなローカル路線バスに乗って、温泉街へ行ってみましょう。

古びたバスが走ります。

地方のバス会社では、首都圏などで以前走っていた中古車が多く走っているようです。乗ってみると、外装はともかく内装が変更されていなかった、なんて経験も。あれこのバスどこかで見たことあるなぁと思ったら、自分の住む町で走っていた車両だった、とか。

乗り心地は、ミシミシ言ったりガタガタ揺れたり、そんな感じがちょっと愛おしくなります(自分だけ?)。本人(本バス?)は必死に走っているのですがどうにもスピードが出ず、バスの後ろは乗用車でちょっとした渋滞になっていたり。

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マイクロバスとジャンボタクシー

特に「自治体が走らせているバス」に多いのですが、バス停で待っていると、バスというには小さい車両が来ることがあります。いわゆるマイクロバスだったり、ジャンボタクシーと名乗るワゴン車だったり。あまりお客さんが多くないのでしょうね。

乗ってみると、運賃表は紙で掲示されていたり、両替機がないので運転手さんに両替をお願いしたりします。あとは車体が小さいので、山間部を走るバスだと結構揺れがダイレクトに来るので、ちょっと酔ってしまいそうになることも。。。

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ローカル路線バスでの経験いろいろ

長年ひとり旅でバスに乗っていると、いろいろありまして、いくつか紹介してみます。。

駅、という名のバス停。

信州でバスに乗っていた時のこと。電車(上田電鉄)に乗っていて、「丸子駅」という駅でバスに乗り換えようと思っていたのですが、「丸子駅」を走る電車は何十年も前に廃止になっており、そこにはバス停しかないことに気づきました。

途中で気づいて電車を降り、ほかのバスに乗り換えて、「丸子駅」バス停に行ったものの、次のバスは3時間後。。やむなく、近くにタクシー営業所からタクシーに乗って温泉を目指しました。

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地震に遭遇…

温泉宿に泊まり、チェックアウトしてバスに乗ろうとしたところ、発車する少し前に大きな地震がありました。幸い、現地は震度5だったようで建物や道路に被害はなく、バスも時間通りに出発したのですが、余震が続いていたのか、乗車中も揺れました。。

その時はバスを降りた先で、JRも運転見合わせ、高速道路も通行止めになっていたことが分かったので、これまたタクシーに乗って、新幹線の駅まで行ったのでした。

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年末年始ダイヤ。

年末に、甲府湯村温泉に1泊した時のことです。バスの本数が多いエリアなので気にしていなかったのですが、チェックアウトした日が12月30日で、既に年末ダイヤ。バスの本数が大幅に減っていて、 バスに乗るのを断念しました。

甲府駅までは徒歩40分そこそこなので頑張れば歩ける距離でしたが、前日にお土産用のワインを買い込んでいて荷物が重く、途中でタクシーの営業所を見つけて、結局タクシーに乗ったのでした。。

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最後に。

完璧に調べるのは難しかったとしても、事前に調べたり現地で聞いてみたりした方が、より有効にバスを利用できるというのは間違いないですね。

もし何かあっても、ここで書いてきたように、困った時のタクシー頼み、という手はあるので、最終的には何とかなります。それに備えて、旅行中は現金を多めに持っておく必要がありますね。(←普段あまり現金を持ち歩かない人です)

さて、今度はどこへ行こうかな。