温泉好きのお湯

静かな温泉ブログです。今度はどこへ行こうかな。

高速バス「那須・塩原号」に乗って、栃木県の温泉へ。

首都圏から公共交通機関で栃木県の北部、那須・塩原地方へ行くにはいくつか手段があります。

  1. 東北新幹線那須塩原駅まで行き、路線バスに乗り換える。
  2. JR宇都宮線で西那須野駅・黒磯駅まで行き、路線バスに乗り換える。
  3. 高速バス「那須・塩原号」。 

今回は、乗り換えなしでまっすぐ私たちを温泉へ連れて行ってくれる、3の高速バス「那須・塩原号」のご紹介です。 

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那須・塩原号の概要

那須・塩原号」は新宿のバスターミナル「バスタ新宿」と那須塩原方面とを結ぶ高速バスですが、新宿から見た行き先は3種類あります。

  1. 那須温泉行き。毎日運行です。旧称「那須リゾートエクスプレス」。
  2. 塩原温泉行き。土日・祝日のみの運行です。1日1往復のみ。旧称「もみじ号」。
  3. 西那須野駅行き。毎日運行です。1日1往復のみ。旧称「与一号」。

ここでは、上記の1と2、那須温泉行きと塩原温泉行きの紹介をします。まずは概要から。

那須温泉行き

  • 運行会社:JRバス関東と東野交通(とうやこうつう)との共同運行
  • 所要時間:約3時間半(新宿から那須温泉まで)
  • 本数:1日3往復(土日・祝日は4往復)。毎日運行。
  • 料金:3,400円(新宿から那須温泉まで)。各種割引あり。

塩原温泉行き

  • 運行会社:JRバス関東
  • 所要時間:約3時間(新宿から塩原温泉まで)
  • 本数:1日1往復。土日、祝日のみ
  • 料金:3,100円(新宿から塩原温泉まで)。各種割引あり。

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那須・塩原号の特長

那須・塩原号の一番のメリットは、那須温泉塩原温泉の温泉街までまっすぐ向かうので、温泉街まで乗り換えが不要なことです。高速バスなので、JRと路線バスを乗り継いで行くよりも安く済むのも魅力。

それから、群馬県新潟県方面や山梨県・長野県方面に行く高速バスと比べて、比較的高速道路の渋滞で遅れることが少ないのも嬉しいです・・・と書いていると、想定外の事故渋滞などがあって、大きく遅延したりするのですが。

また、塩原温泉行きのバスは帰り(新宿行き)の発車時刻が15時と遅めなので、温泉宿をチェックアウトしてから少し時間が空いてしまいます。すぐ帰るにはちょっと不向きではあります。

那須・塩原線の乗り方

ネット予約・ネット決済が安い

いずれのバスも、事前の予約が必要です。予約にはJRバスの予約サイト「高速バスネット」が便利です。

https://www.kousokubus.net/BusRsv/ja/

予約後の支払いですが、高速バスネットでクレジット払いをすると、バスに乗る際に運転手さんに現金で支払うよりも少し安くなります。例えば新宿から那須温泉までは、定価が3,400円ですが、ネット予約してカード決済すると3,220円です。

あまり利用者は多くなさそうですが「Suicaインターネットサービス」というのがあって、「高速バスネット」上でSuicaの残額から乗車券の料金を支払うこともできます。ただこちらは、クレジットカード決済で適用される「ネット割」がありません。

塩原方面の乗り継ぎ割引

塩原温泉への高速バスは土日祝日の1往復のみですが、毎日走る那須温泉行きのバスに乗り、途中の「アグリパル塩原」で降りて、そこから毎日走っている塩原温泉行きの路線バスに乗り換えることができます。その場合、路線バスの運賃が割引になります。

この割引を利用する場合は、バスを降りる際に運転手さんへ一声かけて、手続きをしてもらう必要があります。

バスを降りてから次のバスに乗る前の時間は数分から30分程度のようですが、バスなので渋滞等で遅れてしまい、うまく乗り継げないリスクも一応あり。「アグリパル塩原」は道の駅なので、待ち時間に食事等はできるようになっています。

アグリパル塩原|栃木県那須塩原市|農産物直売所|風物語「もみじ村」|農村レストラン「関の里」|観光宿泊案内所

那須・塩原号に乗ってみた

新宿~佐野サービスエリア

那須・塩原号の東京側のスタート地点は、新宿南口の「バスタ新宿」です。バスタ新宿ができる前は、バスは東京駅から出発していました。

新宿を出たバスは、まずは一般道路をゆっくり走ります。都電荒川線の線路に沿って、王子駅前で停車。ここで何人かのお客さんを乗せ、首都高速へ。

首都高速を少し走ってから、バスは東北自動車道へと入っていきます。マニアックな話ですが、東北自動車道に入ると少しバスの揺れが落ち着いて、乗り心地が良くなります。

バスは関東平野を走り抜けていきます。東北道は関越道や中央道より渋滞が少ないので、割とスムーズに行ける印象。栃木県に入り、佐野サービスエリアで休憩です。

佐野サービスエリア~アグリパル塩原

休憩を終えて、バスはまた高速道路に戻っていきます。一部の便は、その先の鹿沼インターでいったん高速道路を出て、バス停に寄ってから高速道路に戻ります。

以前は、鹿沼インターからもう少し離れたところに「鹿沼バスターミナル」というバス停があったのですが、廃止になりました。確かに自分が乗った時には、ここで乗り降りしている人を見たことがなく。

西那須野塩原インターでバスは高速道路を降ります。降りてすぐのバス停「ホウライ」は、千本松牧場という大きな牧場の敷地の中。ここで乗り降りする人が割と多いです。

道路に戻り、バスは背の高い木が並ぶ林の中を走ります。木々の向こうに牧草地や寝そべっている牛が見えたりして、那須らしい風景です。やがて広い道路に出て「アグリパル塩原」に停車です。バス停は駐車場の中にあります。

ここから、塩原温泉方面のバスと那須温泉方面のバスとでルートが分かれます。

那須温泉方面:アグリパル塩原~那須温泉

では、まずは那須温泉方面へ進みましょう。

車窓は牧場、レストラン、ホテルが目につきます。町の雰囲気に配慮しているのか、この辺のお店は、大手コンビニやファミレスでも、ロゴや外見が茶色をベースにしたものになっています。

「戸田」バス停では、板室温泉方面に行くバスに乗り換えです。板室温泉の宿によっては、ここ戸田まで送迎してくれるところもあるようです。

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続いてバスは道の駅やホテルの中にあるバス停に寄りながら、少しずつ上がっていきます。

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終点の那須温泉は「鹿の湯」で有名な那須湯本温泉の温泉街のあたり。那須五岳の1つ「茶臼岳」に登る「那須ロープウェイ」の乗り場はさらに先にあり、東野交通バスで向かうことができます。

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塩原温泉方面:アグリパル塩原~塩原温泉

さて、アグリパル塩原に話を戻して、塩原温泉方面のバスにも乗っていきましょう。

那須温泉方面へのバスはなだらかな道を行きますが、こちら塩原温泉方面はすぐ上り坂になります。カーブも多く、トンネルもあります。塩原温泉郷は広く、温泉地や温泉宿も点在していますが、バスはそれぞれの温泉地にこまめに寄っていきます。

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車窓が温泉街っぽくなり、終点の塩原温泉バスターミナルに到着。ここから先にも温泉地や温泉宿がありますが、そちらに行く場合は、路線バス「ゆ~バス」に乗り換えるか、宿に送迎をお願いすることになります。

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ライバル紹介:東北新幹線やまびこ号・なすの号

さて、那須・塩原号のライバルは、東北新幹線と言えそうです。那須温泉塩原温泉の最寄り駅である那須塩原駅に止まるのは、各駅停車タイプの「なすの」号と、仙台に向かう「やまびこ」号です。

では、新幹線と高速バスとをざっくり比較してみましょう。

那須温泉まで

  • 所要時間:約2時間半。高速バスは約3時間半。
  • 料金:7,310円(東京駅から通常期の指定席、定価)。高速バスは3,400円。

塩原温泉まで

  • 所要時間:約2時間。高速バスは約3時間。
  • 料金:7,080円(東京駅から通常期の指定席、定価)。高速バスは3,100円。

金額の差が結構ありますが、新幹線なら渋滞はないですし、高速バスは本数も多くないので、個人的には新幹線を利用することが多いです。交通費を節約したいときは、新幹線ではなく普通列車を利用したりもします。

乗り換えの注意点(塩原)

最後に、新幹線を利用して塩原温泉に行く場合は、乗り換えの注意点があります。

那須塩原駅から塩原温泉行きの路線バスが出るのはお昼の時間帯のみなので、午前中や夕方に那須塩原駅に着く場合は、那須塩原駅JR宇都宮線に乗り換えて、お隣の「西那須野駅」に移動し、そこからバスに乗り換えることになります。

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記事を書いていると、行きたくなってきました。

さて、今度はどこへ行こうかな。

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