温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

板室温泉:行き方、温泉街、泊まった宿のまとめ

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「下野の薬湯」と呼ばれる古くからの湯治場、栃木県の板室(いたむろ)温泉の紹介をします。

個人的にも2006年以来ちょくちょく通っている温泉です。

泉質も静かな雰囲気も、自分好み。ぬるめの柔らかい温泉にじっくり入ってみましょう。

板室温泉の概要

住所は栃木県那須塩原市。

ということで那須高原や牧場、那須岳などがある那須エリアにあります。

那須には多くの温泉があって、ここ板室温泉も「那須温泉郷」のひとつに入ることがありますが、那須温泉郷の他の温泉からは少し西に外れた場所にあります。

板室温泉の標高は約600メートルほど。

山に囲まれた場所で、夏は涼しく冬はそこそこ雪が降ります。 

(初夏の板室)

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(冬の板室。アングルが少しずれていますが、同じ橋です)

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泉質は主に「アルカリ性単純温泉」。

無色透明で、温度は使っている源泉によって異なり、31℃~49℃とのことです。

いくつかの宿でお風呂に入った限りでは、ややぬるめのところが多かったです。

お湯に触れてみると少しとろみがあるように感じます。アルカリ性の温泉の特徴ですね。

優しいお湯で、長時間入っていても湯疲れしない温泉です。(もちろん、個人差はあると思います。)

板室温泉へのアクセス

板室温泉へ公共交通機関で行くときは、電車と路線バスを乗り継いで向かうことになります。

最寄り駅まで電車で向かい、そこから板室温泉行きのバスに乗るわけです。

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バスが出ている駅はJR宇都宮線の黒磯(くろいそ)駅と、その隣の那須塩原駅。

那須塩原駅には東北新幹線も停車します。

板室温泉の温泉街

板室温泉の温泉街には、お店がほとんどありません。

初めて板室温泉に行ったのは2006年のことだったのですが、当時あった商店も閉店になってしまい。

商店では衣類などの日用品も扱っていて、湯治で長期滞在される人には便利だったと思うのですが。。

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温泉街には飲食店が1か所。蕎麦屋「やしお」があります。

何度か行ったことがありますが、いつも賑わっていました。くるみ胡麻だれそばが人気のようです。

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以前は他にも飲食店があったのですが、今は「やしお」のみのようです。

板室温泉で泊まった宿

板室温泉では4件の宿に泊まったことがあります。

うち1件はリピートしていて、このブログでも紹介したことがあったのですが、2017年3月、残念ながら廃業となってしまいました。

勝風館

板室温泉バス停のすぐそばにあります。

「あったか~い宿」ということで、宿の皆さんが親切で、そのままですが、温かみを感じる湯治宿でした。 

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きくや一望館(移転)

板室温泉の中心部から少し離れた場所にあり、1軒宿のようなたたずまいでした。

2019年に温泉街の中心部に移転し、新しい宿「湯宿 きくや」になったようです。 

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保養とアートの宿 大黒屋

ここの宿泊記録は未掲載なのですが、アートの宿ということで館内はまるで美術館のよう。

普段は泊まらない価格帯の宿ですが、それだけにとてもサービスが良かったです。

いくつか写真を掲載しておきます。(2013年宿泊)

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江戸屋旅館(廃業)

残念ながら廃業となってしまいましたが、個人的に何度も泊まってきた湯治宿です。 

廃業されたのを知って、後日宿の建物を見に行ったのですが、かなり切ない気持ちになってしまいました。

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ゆめぐり

板室温泉の宿に泊まると、浴衣着用、宿の巾着持参でほかの宿(対象外の宿もあり)の温泉に入ることができる特典がありました。

寒い季節に行ったときは浴衣で外出するのが大変で利用しなかったのですが、温かい時期であれば、あちこちの宿のお風呂に入れて楽しいものです。

今もやっているのかどうかは分かりません。

僕が板室温泉に行く理由

ここ何年かは、栃木県だと塩原温泉や川治温泉に行くことが増えたので、板室温泉へは少しご無沙汰になっていました。

2017年に再訪してきたので、また板室温泉へもちょくちょく足を運びたいと思ったところです。

そんな板室温泉の好きなところは、この3点。

  1. 温泉がぬるめ。ゆっくり入れる「下野の薬湯」。
  2. 静かな雰囲気。
  3. 湯治場なので、安く泊まれる宿が多い。

ちなみに、板室温泉は環境省から「国民保養温泉地」に指定されています。

国民保養温泉地には、静かに過ごせて泉質の良い温泉地が選ばれています。

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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