温泉好きのお湯

関東近郊を巡る、静かな温泉旅。今度はどこへ行こうかな。

田沢温泉・沓掛温泉:行き方、温泉街、泊まった宿のまとめ

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長野県は青木村にある「田沢温泉」は個人的にお気に入りの温泉地で、これまで5回行ったことがあります。

歴史の長い温泉のようで、飛鳥時代、奈良時代から続いているとか、坂田金時(金太郎)がここで生まれたらしい、という伝承もあるそうです。

同じく青木村にある「沓掛温泉」(くつかけおんせん)も、平安時代から続くという歴史のある温泉です。

今回はこの田沢温泉、沓掛温泉のご紹介です。

田沢温泉・沓掛温泉の概要

ともに国民保養温泉地の田沢温泉と沓掛温泉。いずれもこじんまりとした温泉です。

田沢温泉は、3件の宿と共同湯があります。

温泉は無色透明の「アルカリ性単純硫黄温泉」。

その名の通り、少し硫黄が含まれていて、卵の香りが優しく漂ってきます。温度はぬるめで、長くじっくり入れます。

宿では冬場に温泉を加温しているようです。

大元の源泉には共同湯「有乳湯(うちゆ)」で入れますので、一度入ってみるのをおすすめします。

宿泊される場合は、宿で入浴券を安く買えることもあり。

入ってみると気持ちのいい温度で、体中に気泡が付きます。皮膚が呼吸をし始めるのでしょうか。

有乳湯、という名前だけあって、女性の母乳が良く出るようになるとか、子宝に恵まれるとか、そういった効能が伝えられています。

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沓掛温泉は、2件の宿と共同湯「小倉乃湯」があります。

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温泉の種類は田沢温泉と同じ「アルカリ性単純硫黄温泉」。

源泉の温度は田沢温泉より少しぬるめのようです。

入ってみた感じは確かに田沢温泉に似ていて、透明で卵の香りがする、ぬるめのお湯です。

こちらでも、冬に温泉を加温しているようです。

田沢温泉・沓掛温泉へのアクセス

まずは、田沢温泉・沓掛温泉のある青木村へと向かいましょう。

北陸新幹線、しなの鉄道線、上田電鉄の「上田」駅から千曲バス「青木線」に乗り換えて、終点の「青木バスターミナル」でバスを降ります。

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青木バスターミナルから田沢温泉・沓掛温泉までは数キロ離れています。

平日に限り、青木村の村営バスが田沢温泉・沓掛温泉まで走っていますが、本数も多くないですし、土日・祝日は運行されていません。

村営バス・デマンドバス | 青木村役場

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宿泊される方は、宿から青木バスターミナルまでお迎えにきていただけないか、相談してみましょう。

歩くと結構距離があります。

青木バスターミナルから田沢温泉までは、頑張れば30分そこそこで歩ける距離です。

沓掛温泉はもう少し距離があり、青木バスターミナルから歩くとなると小一時間はかかります。

田沢温泉、沓掛温泉、いずれも青木バスターミナルから実は歩いたことがあるのですが、ちょっと沓掛温泉まで歩くのは厳しかったですね・・・

田沢温泉・沓掛温泉の温泉街

いずれも「温泉街」というほどお店があるわけではなく、宿と共同浴場があるこじんまりした温泉地です。

田沢温泉

バス停から小川沿いの坂道を登っていくと、古びた木造の旅館があります。ここが有名な「ますや旅館」。

その奥が共同浴場の「有乳湯」です。

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石畳状の道路は狭いのですが、週末は温泉に来る人が多いからなのか、そこそこ車がいたりします。歩いているときは少し注意。

沓掛温泉

桜並木になっている細い道を上っていったところに沓掛温泉があります。

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共同浴場「小倉乃湯」があり、その隣と、お向かいに宿が1件ずつ。

すぐ近くに居酒屋「千楽」があります。

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青木村でお買い物

さて、田沢温泉にも沓掛温泉にも、買い物ができるお店は見当たりません。

青木村の中心部、青木バスターミナル近辺にはコンビニや飲食店、スーパー等のお店があります。

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ただ田沢温泉、沓掛温泉からは距離があるので、車がないと利用するのが難しそう。

なので、泊まるときの食事と買い物は事前に済ませておきましょう。

バスに乗る前に上田駅近辺で買い物をしても良いですし、青木村の中であれば「道の駅あおき」に寄って買い物をするのが良いと思います。

野菜、おやき、お惣菜、パン等々売られていて、素泊まりの時に助かりました。

michinoeki-aoki.eek.jp

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田沢温泉・沓掛温泉で泊まった宿 

田沢温泉では、これまで「富士屋」「ますや」の2か所に泊まりました。

田沢温泉の宿は現在3件あるそうで、残る「和泉家」には泊まったことはないのですが、こちらも良さそうな感じです。

沓掛温泉では「叶屋旅館」に宿泊したことがあります。

田沢温泉 富士屋(富士屋ホテル) 

最も手前にある宿です。露天風呂が広いので、露天風呂好きな人には嬉しいところです。

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田沢温泉 ますや旅館 

島崎藤村が泊まったという、明治時代に建てられた古い木造の建物が有名です。 

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沓掛温泉 叶屋旅館

閉館していましたが、新しいオーナーさんが2019年に再オープンした素泊まり宿です。

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僕が田沢温泉・沓掛温泉に行く理由 

近くに、よく行く「鹿教湯温泉」「霊泉寺温泉」もあるので、この界隈の温泉旅に行くときは常に迷ってしまいます。

そんな中で田沢温泉・沓掛温泉を選ぶとしたら、

  • ぬるくて気持ちのいい硫黄泉。これが一番のポイント。
  • 静かな温泉地。まあ、ほかの温泉地も静かですが。。

というのが決め手になりそうです。

沓掛温泉は、なかなか縁がなかったのですが、2019年にようやく初宿泊できました。

どちらの温泉も雰囲気、お湯、自分の好みなので、今後も再訪したいところ。

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さて、今度はどこへ行こうかな。

 

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